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まだまだ根強い大掃除文化、「ピンポイント大掃除」で時短を

データ

2017/12/28 17:00

 ケルヒャージャパンは、年末に向けて「大掃除」に関するアンケート調査を全国の20~60代の男女500人を対象に実施した。

 調査の結果、今年の大掃除は81%の人が実施意向であることが判明した。その理由については、「きれいな家で新年を迎えたい」「習慣だから」などが多く、3-4か月に1回季節の変わり目に行う「中掃除」、週1ペースで行う「小掃除」といったこまめな掃除や、「夏掃除」「秋掃除」といった季節に合わせた掃除を実施する人が増えてきた近年でも、やはり多くの人が恒例行事として年末の大掃除を行うようだ。
 

大掃除を文化だと捉えている傾向がうかがえる

 大掃除に対する意識と実際にかけられる時間を調査したところ、85%の人が「家中を掃除するのは正直面倒」と答え、大掃除にかけられる時間についても「1日以内」と答える人が52%という結果となった。昨年の調査時よりも、かけられる時間が1日以内と答える割合は9ポイント増加しており、さらに時短意識が高まっていることがわかった。“時間をかけて家中きれいにする大掃除”は今の時代には合わないのかもしれない。

家の中、汚れが気になる場所は……

 「家中の掃除は面倒だと感じ、大掃除に何日もかけることはできない」という意見が多い反面、汚れが気になる箇所はいくつも挙げられた。そのなかでも最も多くの人が挙げたのが「レンジフード・換気扇」だった。4位には「ガスコンロ・IHクッキングヒーター」がランクインし、キッチンまわりの汚れが気になる人が多い傾向が見られた。
 

キッチン周りや窓まわりの汚れが気になる人が多い

 ほかにも、「窓」や「窓のサッシ」が上位にランクインするなど、窓まわりの汚れも気になるポイントのようだ。これらの場所の掃除について「油汚れの洗剤選定が難しい」(40代・男性)、「換気扇の掃除をしていたら足を滑らせて落下した」(40代・女性)、「窓は目立つからきれいにしたいが、枚数が多く面倒だ」(50代・女性)といったエピソードが寄せられるなど、多くの人が苦労していることがわかった。

 汚れが気になる場所については、「普段から清掃できていない」と答えた人が61%という結果となり、普段掃除できていない理由の多くを占めたのは「掃除に時間がかかる」と「汚れが簡単に落ちない」だった。「1か所に時間がかかりすぎ、全部終わらなかった」(20代・女性)、「水回りの水垢がなかなか取れなくて時間と労力がかかる」(30代・男性)、「長時間掃除でかがんでいたせいでぎっくり腰になった」(40代・男性)などの苦労エピソードが寄せられたことからも、時間がかかること・汚れが落ちにくいことで掃除に手を付けるのがおっくうになってしまうことが予想される。

ケルヒャーがおすすめする「ピンポイント大掃除」

 今年も大掃除を行うつもりだが、大掃除にかけられる時間は1日以内という人が多いなか、「家中をすべてキレイにするのは面倒だし間に合わない」というのが本音ではないだろうか。そこで、ケルヒャーでは、時間をかけて家中きれいにする大掃除ではなく、普段手を付けられていない、とくに気になる場所だけをキレイにする「ピンポイント大掃除」を提案している。

 例えば、汚れが落ちない・掃除に時間がかかる場所のピンポイント大掃除にケルヒャーの清掃機器を使うことで、たまった汚れが簡単に落ち、忙しい年末の時間を有効に活用できる。高温のスチームで汚れを浮かせて落とすスチームクリーナーはキッチンの油汚れ、浴室の水アカやぬめり、カビ防止などに活躍。高圧洗浄機は、水圧で広範囲の汚れを楽に落とすことができる。
 

キッチンまわりや窓まわりをキレイにできるケルヒャーの清掃機器

 大掃除はもちろん、日常の清掃にも役立つ清掃機器を導入して、今年はラクに大掃除をすませてほしいとしている。なお、ケルヒャーの公式サイトでは、掃除研究家・おそうじペコさんによる大掃除術を公開している。