PCやモバイル機器をつなぐUSBケーブルやアダプタが売れている。この1年、販売数量・金額はともに安定的に2ケタ増を維持し、堅調に推移している。

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 特に伸びているのがUSB Type-C対応のUSBケーブルだ。USB Type-Cに対応するPCが増えている上、充電ポートとして、スマートフォンやタブレット端末などでもUSB Type-Cを採用する機種が増えており、売り上げが伸びている。

 USB Type-Cは、Windows PC、Mac、モバイル機器と対応機器が多いうえ、裏表どちらの向きでも接続できる利便性があり、さらに、構造上コネクタの強度も高いため、今後、主流になっていく可能性は高い。

 一方、主にスマートフォン向けの「モバイル機器ケーブル」は単価が下落傾向にあり、販売金額は前年を下回り、販売数量も前年並にまで落ちてきている。
 
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 「モバイル機器ケーブル」「USBケーブル」を合算した販売数量1位のメーカーは、税別平均単価1000円を下回るエレコムで、2割を超えるシェアを維持している。2位には、単価が1000円台半ばのロジテックが続く。
 
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エレコムのUSB Type-C対応ケーブル

 Appleは4位だが、純正アクセサリとなるだけに、2000円半ばから3000円と他社に比べて高い。(BCN チーフエグゼクティブアナリスト 道越一郎)

*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。

※『BCN RETAIL REVIEW』2017年10月号から転載