ユニットコムの端田社長、PCサポートが粗利益を押し上げ

インタビュー

2017/07/28 18:00

 PC好きが集まるユニットコムだけあって、PCを修理できる技能を持つ社員も多い。「パソコン工房」に持ち込まれるPC修理の99%が自社で完結する。顧客の高齢化が進むにつれて、PCサポートの依頼件数が着実に増えているのも、修理技術力が高い同社にとって追い風になっている。

取材・文/細田 立圭志、写真/瀬之口 寿一

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―― 500円でPC診断をする「パソコンワンコイン診断」は面白いサービスですが、顧客の反応はいかがですか。

端田 店舗のサポート窓口には、全国で1日あたり約200件のPC修理やサポートの問い合わせがあります。PCが壊れるときの多くは、お客様が何かの作業をしようとしてPCを立ち上げたときに立ち上がらないなど、緊急を要するケースです。家で仕事をしようとしたときなど、使わないといけない大切なときに壊れるので、どこに相談すればいいのかわかりません。
 

「店舗への持ち込み修理の75%がワンコイン診断で対応できる」と語るユニットコムの端田社長

 メーカーに連絡しても、つながらなかったり、その場で解決するケースは少ないでしょう。そんなときに「パソコン工房」にPCを持ち込めば、500円で診断します。75%はワンコイン診断で対応できるものなのです。件数は増加傾向にあって、PCやPCパーツだけではない、PCの枠にとらわれない問い合わせも増えています。

―― スマートフォンなどの問い合わせも増えているのでしょうか。

端田 スマホやVRIoTドローン、デジタルサイネージ、セキュリティに至るまで、個人や法人を問わずに問い合わせが増えています。ですので、われわれとしても、PCやPCパーツはもちろんですが、「IT関連の最も身近なパートナー」としてこうしたニーズに対応していこうと考えています。

―― PC好きの社員が多いので、PC修理などの技術力も高いですね。

端田 マイクロソフト主催の「マイクロソフト認定プロフェッショナル(MCP)」の認定技術資格者は約150人で、国内トップクラスです。Windows OSのトラブルシューティングや各種設定のサポート、ネットワーク環境の構築、サーバーOSの導入から運用、保守にいたるまで対応できます。持ち込み修理の99%が自社修理対応です。
 

「マイクロソフト認定プロフェッショナル(MCP)」の認定技術資格者は約150人

 またMAR(Microsoft AUTHORIZED Refurbisher)によるマイクロソフト再生PCプログラムの取扱高も日本一を達成していて、国内で数多くのリファビッシュPCを製造しているのも特徴で、こうした修理・サポート事業が、各店舗の粗利益ベースで大きく貢献しています。

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