「マッサージ機能付きソファ」というコンセプトで、フジ医療器が2016年12月に発売した「ロースタイルマッサージチェアH AS-LS1」は、マッサージ以外の部分にも新たな発想を取り入れ、注目を集めている。この斬新なマッサージチェアに対する想いを、フジ医療器のマッサージチェアソムリエの中井唯仁氏に聞いた。

取材・文/南雲 亮平、写真/瀬之口 寿一


ロースタイルマッサージチェアH AS-LS1

(1)2か所のモミメカ

 首と腰にあたる2か所にモミメカを配置し、それぞれ独立した動きでマッサージする。通常、首と腰は一対のローラーのようなモミメカが移動しながら揉むが、「AS-LS1」は二つのモミメカが各所を揉むことで、人の施術に近い揉みを実現した。
 

(2)シートがずれない

 シート同士をファスナーでつなぐことで施術中のズレを防ぎつつ、境目の強度を向上させた。座面のシートが乱れにくいので、安心してマッサージが受けられる。また、強度を保つために、ファスナーには開け閉めできない構造を採用した。
 

(3)癒やしを生み出す音楽

 癒やしの時間を演出するには、音楽による雰囲気づくりも重要になる。多くの人が持つスマートフォンと、Bluetooth でワイヤレス接続できるスピーカーには、同社の補聴器事業で培った音の聴こえ方のノウハウが反映されており、部屋の空間全体が音に包まれるような体験が得られる。
 


◇想いを語る人
フジ医療器
マッサージチェアソムリエ
中井唯仁氏
 

※『BCN RETAIL REVIEW』2017年6月号から転載