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6年連続BCN AWARD受賞! 電源トラブルから家庭のネットワークやデジタル家電を守るシュナイダーエレクトリックのUPS

特集

2014/01/24 11:55

 突然の停電などでいきなり電源が切れたデジタル機器は、保存前の大切な情報が消えてしまったり、内部の部品や回路などを破損してしまったりするなどのトラブルに見舞われる恐れがある。そんな不測の事態に備えて、電源にはUPS(無停電電源装置)を接続しておきたい。

「APC RS 550」と「APC GS Pro 500」

「APC RS 550」と「APC GS Pro 500」
 

ネットワーク機器やデジタル家電にとって致命傷になる電源トラブル



 PCや外付けHDD、モデムやルータ、テレビ、レコーダー、オーディオなどのデジタル機器は、正しい手順で電源をオフにせずに、稼働中にいきなりコンセントから電源プラグを引き抜くと、致命的な故障を引き起こす恐れがある。電気を使い過ぎてブレーカーが落ちたり、災害が起きたりして突然停電になるのは、まさにそれと同じ状況だ。また、近くに雷が落ちて、配線に瞬間的に高い電圧の電流が流れ込んでくるなどの状況も、デジタル機器にとっては致命傷になりかねない。

 こうした電源トラブルに見舞われたデジタル機器では、データや機器の設定に関わる重要なデータが消失したり、物理的な損傷が生じたりすることがある。特に恐いのは、HDDなどの記憶媒体の損傷や、電子部品や回路基板などのダメージだ。保存してあるすべてのデータが取り出せなくなるだけでなく、修理ができず、機器を買い替えなければならない可能性もある。

 デジタル機器にとって最も恐いこうした電気系のトラブルに備える唯一の手段は、UPSを用意しておくことだ。
 

突然の電源喪失でもUPSがあれば安心できる



 UPSは、停電時にも電力の供給を続ける装置。UPSをコンセントに接続して、デジタル機器の電源プラグをUPSに差しておけば、平常時はコンセントからの電気がそのままデジタル機器に流れ、停電などが発生してコンセントからの電気が止まると、代わってUPSに内蔵したバッテリから電気が流れる仕組みだ。
 


 ただし、UPSから電力が供給されるバックアップ時間は、数分から数時間だ。バックアップ時間はUPSにつないだ機器の消費電力量に左右されるが、何日も電力供給できるような巨大なバッテリを積んでいるわけではないので、過信は禁物。それでも、数分あれば、接続しているデジタル機器の電源を通常手順で安全にオフにすることができる。

 大地震などの災害発生時には、UPSにつないだすべてのデジタル機器の電源を安全に一度オフにしてから、通信や情報収集のためにモデムに電源を入れるとか、携帯電話を充電するといった使い方もできる。
 

雷サージから機器を守る保護機能



 UPSが本領を発揮するのは電源喪失時だけではない。実は、平常時にも人知れずデジタル機器を守ってくれていたりする。例えば、光ケーブルやADSLなどのネットワーク回線・電話回線を通じて、電気的なノイズが混入してくることがある。ノイズは通信の安定性や品質を落とす原因になり、高速インターネット接続では速度の低下を招くなどの悪影響をもたらす。

 また、落雷が近くで起きると、電気配線や通信ケーブルなどを伝わって、雷サージと呼ばれる瞬間的に異常な高電圧が流れてくることがある。雷サージがデジタル機器に流れ込むと、部品や基板回路の破損、機器の誤作動などを引き起こす原因になる。

 こうした電源トラブルも未然に防ぐために、最近のUPSは、雷サージ対応機能やネットワーク回線保護機能などを搭載した機種が増えている。
 

UPSでシェアトップ、6年連続BCN AWARD受賞のシュナイダーエレクトリック



 UPSへの認識は、東日本大震災によって一気に高まった。企業で導入に拍車がかかったのは当然のことだが、一般家庭でも需要が高まってきている。PCはもちろんのこと、テレビやHDD/ブルーレイディスク(BD)レコーダーのバックアップ電源として、また非常時の電話・インターネット回線の電源確保のために、UPSを購入する家庭が増えているのだ。

 そのUPS市場でシェアトップを独走しているのが、シュナイダーエレクトリックだ。フランスに本社を置く世界的な電機メーカーで、データセンターやエネルギー、インフラなどの業界に向けてエネルギーマネジメント総合ソリューションを提供している。UPS製品は「APC by Schneider Electric」ブランドで展開し、BCN AWARDのUPS部門では6年連続6回の受賞を誇る。企業向け・一般家庭向けの両方で市場をリードする存在だ。
 

6年連続で販売台数シェアNo.1を獲得


6年連続で販売台数シェアNo.1を獲得
 

家庭での導入が進む人気の正弦波機器対応UPS「APC RS 550」



 シュナイダーエレクトリックのUPS製品のなかでも特に人気が高いのが、「APC RS 550」だ。2013年6月に、PFC電源(力率改善電源)を搭載した正弦波機器に対応する仕様変更が施されてから、ますますその人気が高まった。PFC電源には、電源ノイズを抑えて、PCやNAS(ネットワーク対応HDD)などが搭載する電源ユニットの電力効率を改善する効果がある。従来の正弦波機器対応のUPS製品は、企業のサーバー向けなど、高価なものがほとんどだったが、「APC RS 550」はそれを低価格で実現したところが画期的だ。

 さらに「APC RS 550」は、デジタル機器の異常動作の原因となる電圧変動を自動調整する機能や、電話・ネットワーク回線から侵入する雷サージから機器を守る機能などを搭載。また、マスター電源用のコンセントに接続したPCのスリープモードや電源オフに連動して、周辺機器の電源を自動的にオン・オフする「マスター連動コンセント」を2口備える。周辺機器の待機電力を削減し、省エネにも貢献するUPSなのだ。
 

リチウムイオン電池で小型軽量の「APC GS Pro 500」



 シュナイダーエレクトリックのUPS製品で今年の注目株になりそうなのが、正弦波機器対応の新製品の「APC GS Pro 500」だ。バッテリに、平均寿命8年のリチウムイオン電池を搭載する。

 リチウムイオン電池は、小型で高出力が得られる反面、発熱などのコントロールが難しく、価格が高いという問題があった。コンセントにつなぎっぱなしのUPSで使うには制約が大きいのだが、シュナイダーエレクトリックは独自の技術でこの問題を克服。各種の安全試験をクリアしたリチウムイオン電池を、「APC GS Pro 500」で初めて搭載した。

 バッテリをリチウムイオン電池にしたことで、「APC GS Pro 500」は従来のUPS製品に比べて大幅に小型化。高さ54mm×幅290mm×奥行き191mm(横置き使用時)で、A4サイズよりもやや小さいくらいだ。縦置き・横置きのどちらでも使える。重さもわずか2.2kgしかない。「APC RS 550」は約7.1kgだから、3分の1以下。一般家庭で使うUPSとしては、設置場所を選ばないサイズと軽さは大きな魅力だ。
 

軽量コンパクトなので壁かけもできる

軽量コンパクトなので壁かけもできる

 「APC GS Pro 500」はバッテリ寿命が8年と長く、製品の期待寿命まで長く使い続けられるというエコなUPS製品なのだ。
 

小型で機能充実のUPSだから家庭にもぜひ導入したい



 「APC GS Pro 500」は、電気ノイズや雷サージなどから機器を保護する機能をもつコンセントを4口備えている。そのうち2口は常時バックアップ、他の2口は「マスター連動コンセント」で、周辺機器の省エネ対策もしっかりと考えられている。
 

雷サージ対応のコンセントを4口備える

雷サージ対応のコンセントを4口備える

 また、アナログ電話回線・ISDN・ADSLの通信回線から侵入する雷サージからデジタル機器を保護する機能が備わる。ルータやモデムが応答しない場合には、自動的に電源を再起動する「自動リスタート機能」も搭載する。

 マスター電源用のコンセントに接続したPCと「APC GS Pro 500」を、さらにUSBケーブルでもつないでおくことで、電源喪失時には、安全に自動シャットダウンができるようになる。また「APC GS Pro 500」とPCをLANケーブルでつないで、「マスター連動コンセント」に接続した機器のモニタリング、設定や制御、そして機器の電源を再起動する「リモートコントロール」機能も搭載している。

 気になる「APC GS Pro 500」のバックアップ時間(参考値)だが、最大出力25Wで約44分、120Wで約10分。これだけあれば、安全に機器をシャットダウンしたり、必要最低限の充電ができたりするはずだ。万が一の備えとして、家庭でも用意しておきたい。(フリーライター・榎木秋彦)


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