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今夏の注目は扇風機、省エネ性能だけじゃない東芝ホームテクノ「F-DLN100」

特集

2011/05/19 19:13

 資源エネルギー庁によると、夏の14時頃に在宅世帯が使う電力は平均約1200Wで、この半分をエアコンが占めるという。ということは、エアコンの使い方を見直すことが、今夏の節電対策のカギになる。そこで注目されているのが扇風機とエアコンの併用だ。

 電力消費量が大きいとはいえ、真夏にエアコンをまったく使わないで我慢して節電するのは、からだによくない。資源エネルギー庁がホームページに掲載している「家庭の節電対策メニュー」によると、エアコンの設定温度を2度上げると消費電力が10%削減できるという。設定温度は28度を勧めている。


 扇風機が注目されているのは、エアコンと併用して空気の循環をよくすることで、設定温度が多少高くても、涼しさを保って快適に節電できるから。東芝ホームテクノの辻村周一・家電事業統括部販売企画担当課長代理によると、「エアコンと併用するケースが多いので、ゆっくりした風と静音性へのニーズが高まっている」という。

風量調節部分はオーディオをイメージしたダイヤル式

 東芝の扇風機を例に挙げれば、5月10日に発売した省エネ性能の高い新製品「F-DLN100」の消費電力は、「強」運転で20W。他の現行ラインアップは「強」運転で37Wなので、「F-DLN100」の節電への貢献度がわかる。辻村課長代理によると、「機能を維持したうえで省エネ化を図るのは、これまで37Wが限界だった」という。新製品「F-DLN100」は、これまでのACモーターに代えてDCインバーターを採用したことで、さらに消費電力を抑えたのだ。

東芝ホームテクノの辻村周一家電事業統括部販売企画担当課長代理

 7段階の風力のうち、最も弱い風で、首振りなしで運転すると、消費電力は3W。運転音16dBのそよぐような風になる。モーターは、首振り用、羽の回転用、首の上下用の3基を搭載しているので、上下左右にランダムに動かすことができ、サーキュレータとしての役割も果たす。

 「F-DLN100」の実勢価格は2万5000円前後と、扇風機にしてはやや高価。しかし、省エネ性能だけでなく、ダイヤル式の風量調節や、白と黒をベースにリビングにマッチするすっきりしたたたずまいなど、デザインにもかなりの力を入れている。こだわり派は要チェックだ。

 扇風機には、手頃な価格の製品がたくさんある。しかし、5~10年使うことを見据えれば、省エネ性能や使い勝手、掃除のしやすさ、さらに部屋にマッチするデザインかどうかもチェックして選びたい。(BCN・田沢理恵)

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