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<KeyPerson>「対抗」より「対応」、カインズのネット戦略は

インタビュー

2016/10/28 12:00

 ネット通販が普及し、店まで買い物に行かなくても欲しい物が手に入る時代になった。実店舗にとってはライバルのようにみえるが、カインズの土屋裕雅社長の考えはそうではない。(取材・文/廣瀬 秀平 写真/川嶋 久人)

・前半の<製造小売りで成長継続><多様な出店形態でニーズを開発>はこちら

――ネット通販が台頭し、小売業界を取り巻く環境は厳しくなっていますが、対抗策はありますか。

土屋 「ウチはリアルの店が大事で、ネット通販はシャットアウトですから」と言っていてはだめだと思います。時代が変わってきているのですから。対抗するより、対応することが必要です。
 

ネット通販には「対抗」より「対応」が大切と語るカインズの土屋裕雅社長

 現在は、ネットで買って、店で受け取れるという実験をしています。しかし、お客さんの立場から見ると、便利なのかなとは思いますね。あまり面白くもないですし。そうではなく、ITの進化によって、もっと面白いことができるのではないかと思っています。

 ある知人から「芝刈り機が必要になって買った。仕事が忙しいから、ネット通販を使った」と聞きました。そこはカインズで買ったと言ってほしかったのですが、仕事などで日中、忙しくて買い物に行けない人にとっては、夜に営業していないカインズの方がいけないのです。日中、買い物に行けない人の選択肢として、ネットは使えるのではないかと思っています。

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