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手持ちのPCで3Dを満喫! 高音質スピーカーをプラスして存分に楽しむ、2Dソフトも3Dに変換

特集

2010/11/30 20:17

 テレビで3Dコンテンツを楽しむには、対応のテレビやレコーダー/プレーヤー、ブルーレイ3Dの映画ソフト、有料放送の3Dコンテンツなど、ハードウェアやソフトウェアを揃えなければならない。しかし、PCなら気軽にチャレンジできる。手持ちのPCにソフトウェアを付加することで、デジタルカメラで撮影した画像や映像、2DのDVDソフトを3Dに変換して楽しむことができるのだ。

 PCで3D画像や映像を楽しみたいとき、最も簡単なのは、NEC「VW970/CS」や東芝「dynabook T550」、富士通「FH900/5BM」「FH570/3BM」などの3D対応PCを購入してしまうこと。でも、ちょっと予算的に無理、という人は、手持ちのPCにソフトを追加したり、スペックを拡張したりすれば大丈夫。例えば、ソニック・ソルーションズの3Dに対応したオールインワン型ライティングソフト「Roxio Creator 2011」を使って、デジカメ画像やビデオカメラで撮影した映像を2Dから3Dに変換できる。2DのDVDソフトを3Dに変換して楽しむことだってできてしまう。

ソニック・ソルーションズの3D対応ライティングソフト「Roxio Creator 2011」

 画像や映像を変換するとき、3Dフォーマットを「赤青メガネを用いた3Dアナグリフモード」に設定すれば、3D対応の液晶ディスプレイを用意しなくても、付属するメガネをかけることで、手軽に3D体験ができる。さらにこだわるなら、エヌビディアの3D技術「NVIDIA 3D Vision キット」と、3D対応の液晶ディスプレイを用意すれば、クオリティの高い3Dが堪能できる。「Roxio Creator 2011」の対応OSは、Windows 7(Starterを除く)/Vista SP2/XP SP3(64ビットの場合は SP2)。CPUはPentium 4 1.6GHz以上。通常版(パッケージ/ダウンロード共通)の標準価格は1万1550円だ。

12月上旬の発売アイ・オー・データ機器の3D対応23インチ液晶ディスプレイ「LCD-3D231XBR」

 3D対応の液晶ディスプレイは、日本エイサーの23.6インチ「GD245HQbid」、BenQジャパンの23.6インチ「XL2410T」、LGエレクトロニクス・ジャパンの23インチ「W2363D」などの海外メーカー製が先行。国内メーカーでは、12月上旬にアイ・オー・データ機器が23インチ「LCD-3D231XBR」を発売する。現在、3D対応液晶ディスプレイの価格は4-5万円前後。BCNランキングの液晶ディスプレイ全体の税別平均単価は2万円強なので、ややハードルは高い。


 映像を3Dにしたら、せっかくだから音も立体感のあるものにしたい。PCに搭載しているスピーカーではもの足りなくなる。高音質スピーカーをプラスして存分に楽しもう。リンクスインターナショナルの「soundscience rockus 3D | 2.1 スピーカーシステム」は、アノダイズアルミサテライトスピーカーで振動と音の歪みを軽減する。2.1スピーカーだが、soundscience独自の「3Dsst」によって、疑似的に3Dサウンドを表現する。iPodなどの携帯オーディオやPS3などとも接続できるから、楽しみは広がる。価格は2万円台で、年内に発売する予定。

 家族みんなで3D映像を楽しむのならリビングの大画面テレビがいいが、パーソナルコンテンツを楽しむにはPCが最適。ビデオカメラで撮影した2D映像や、何度見ても飽きないお気に入りのDVD映画を3D変換して、さらに高音質スピーカーで観賞すれば、新たな悦楽が発見ができるだろう。(BCN・田沢理恵)


*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などのPOSデータを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割をカバーしています。

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