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防水・防滴イヤホン大集合!! スポーツ向けモデルでアクティブに音楽を

特集

2010/08/09 11:38

 ヘッドホン・イヤホンは、いま、防水・防滴の“スポーツ向けモデル”がトレンドの一つになっている。2010年の春から夏にかけて各メーカーが対応製品を発売したことで、選択肢が広がってきた。今年発売のモデルのなかで製品数が多い「クリップ型イヤホン」を中心に、他のタイプもあわせてみていこう。

“チョイ高”クリップ型――水洗いできるなど高い防水性能



 健康維持や体力づくりで、ジョギングやウォーキングを趣味にしたり、フィットネスクラブに通ったりしている人は多い。運動をしながら携帯オーディオでお気に入りの音楽を聞くと、動きがアクティブになるし、気分も晴れやか。そうしたときに活躍するのが、防水・防滴性能を備える「スポーツ向けモデル」だ。汗や水しぶきに強く、仮に汚れてしまっても手入れがしやすいのがポイント。まずは、クリップ型イヤホンのなかでも、「BCNランキング」の市場推定価格が5000円前後の「ちょっと高価格なモデル」を紹介しよう。

音楽を聞きながらジョギングするのは楽しい

 ゼンハイザージャパンの「OMX 680 Sports」は、スポーツ用品メーカーのアディダスとコラボレーションしたモデル。ケーブル部に音量調節リモコンがあって、手元でボリューム調整ができる。クリップ部には柔らかい素材を使用し、耳にやさしくフィットする。カラーはイエローとブラックのツートンカラー。市場推定価格は6000円。

(左から)ゼンハイザージャパン「OMX 680 Sports」、フィリップスエレクトロニクスジャパン「SHQ3000/98」、ソニー「MDR-AS40EX」

 フィリップスエレクトロニクスジャパンの「SHQ3000/98」は、防水性能IPX5に準拠。スポーツの後は、汗などの汚れを水洗いで落とすことができる。音は低音を重視したサウンドで、「サウンドアイソレーション」機能によって周囲の騒音を減らし、通常の音よりも小さい音量でも音楽を楽しむことができる。カラーはレッド。市場推定価格は4000円。

 ソニーの「MDR-AS40EX」は、耳にかけるクリップ部がS/M/Lの3種類のサイズが付属。耳の大きさに合わせて本体をフィットさせることができる。クリップを外せば、カナル型イヤホンとしても使用できる。スポーツをするときはクリップ型、通勤電車ではカナル型など、利用シーンによって使い分けができて便利だ。カラーはブラック。市場推定価格は4000円。

スポーツ向けクリップ型イヤホン(1) 主なスペック
メーカー ゼンハイザージャパン フィリップス
エレクトロニクスジャパン
ソニー
製品名・
シリーズ名
OMX 680 Sports SHQ3000/98 MDR-AS40EX
発売日 2010年3月 2010年6月 2008年4月
市場推定価格
(※)
6000円 4000円 4000円
防水・防滴性能 IPX5
再生周波数
帯域
18-20000Hz 15-22000Hz 10-23000Hz
ケーブルの
形状
Y字型 Y字型 Y字型
ケーブルの
長さ
60cm 1.2m 60cm
重さ 16g 32g 約6g
___page___

お手頃価格のクリップ型――スライド式クリップの高機能モデルも



 次は、市場推定価格が2000円前後のお手頃モデル。イメーションはオーディオブランド「TDK Life on Record」から、クリップ型の「TH-SB20YG」を提供している。イヤホンブランド「CLEF(クリフ)」の「A(Active)シリーズ」という位置付けだ。イヤホン部はカナル型だが、インナーイヤー型の「TH-SB21YG」もラインアップする。カラーはイエローとグレーのツートンカラー。市場推定価格は2000円。

(上段から)イメーション「TH-SB20YG」、日本ビクター「HA-EB75」、パナソニック「RP-HS200」

 日本ビクターの「HA-EB75」は、クリップをスライドして位置の調節ができるので、本体が耳にフィットする。ハウジング部の背面を開放したオープン型で、クルマの走行音など周囲の音を聞き取りやすくした。ケーブルのぶらつきを抑えるクリップが付属する。防滴性能はIPX2。カラーはブラック、ブルー、レッドの3色。市場推定価格は2000円。

 パナソニックの「RP-HS200」は、5色のポップなカラーバリエーションをもつモデル。定番のブラックのほか、ブルー、グリーン、オレンジ、レッドを揃えている。スポーツするときに流れる汗が耳に入りにくいよう、イヤホン部には「サイドマウントスピーカー」を採用した。クリップは形が変えられる柔らかい素材を使用し、装着性を追求している。防滴性能はIPX2。市場推定価格は2000円。

スポーツ向けクリップ型イヤホン(2) 主なスペック
メーカー イメーション 日本ビクター パナソニック
機種名・
シリーズ名
TH-SB20YG HA-EB75 RP-HS200
発売日 2010年8月 2010年6月 2010年8月
市場推定価格
(※)
2000円 2000円 2000円
防水・防滴性能 IPX2 IPX2
再生周波数
帯域
20-20000Hz 16-20000Hz 10-22000Hz
ケーブルの
形状
Y字型 Y字型 Y字型
ケーブルの
長さ
1.2m 1.2m 1.2m
重さ 19g 13g 約17g
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カナル型からヘッドバンド型まで多彩 スポーツの種類で使い分け!



 最後に、クリップ型以外の形状のスポーツ向けモデルを紹介しよう。クリップ型は本体を耳に引っかけることで、運動していても耳から外れにくく、装着が安定しているのがメリットだ。しかし、なかには「装着した感覚がいまひとつ……」という人もいるだろう。その場合は、ほかの形状から選ぶといい。

 オーディオテクニカ「ATH-CKP330」は折りたたみ式のヘッドバンド型で、持ち運びがしやすい。バンド部は取り外すことができ、カナル型イヤホンにもなる。イヤホン部とケーブル部のつなぎ目が柔軟に動くようになっているので、軽くケーブルが引っ張られても本体が落ちにくい。カラーはブラックグリーン、ブラック、ピンク、ホワイトの4色。防滴性能はIPX2。市場推定価格は3000円。

(上段から)ゴールデンダンス「AUDIO BONE AQUA(MGD-803)」、オーディオテクニカ「ATH-CKP330」、トリニティ「H2O-SURGE-PRO」

 トリニティのカナル型「H2O-SURGE-PRO」は完全防水モデル。別売の防水ケースと携帯オーディオを組み合わせれば、水深3mまで潜ってもOKで、水泳にぴったりだ。防水仕様のオーディオ機器ブランド「H2O Audio」の一つとして提供している。バランスド・アーマチュア型のドライバユニットで、高音質を実現した。カラーはグレー。市場推定価格は1万5000円。

 ゴールデンダンスのネックバンド型「AUDIO BONE AQUA」もチェックしておきたい。骨伝導で音を伝えるので耳をふさぐことがなく、音楽のほか周囲の音も聞くことができる。防水性能はIPX7で、汗で汚れても水洗いはOKだ。カラーは、オレンジやライムなどのポップなものから、落ち着きのあるカフェオレ、パープルまで8色をラインアップする。市場推定価格は6800円。

スポーツ向けヘッドホン・イヤホン 主なスペック
メーカー オーディオテクニカ トリニティ ゴールデンダンス
機種名・
シリーズ名
ATH-CKP330 H2O-SURGE-PRO AUDIO BONE AQUA
形状 ヘッドバンド型 カナル型 ネックバンド型
発売日 2010年6月 2010年3月 2008年4月
市場推定価格
(※)
3000円 1万5000円 6800円
防水・防滴性能 IPX2 IPX7
再生周波数
帯域
20-20000Hz 18-20000Hz 50-12000Hz
ケーブルの
形状
Y字型 Y字型
ケーブルの
長さ
60cm 約36cm 1.2m
重さ 約15g 13g 35g

 オーディオテクニカやソニー、ゼンハイザージャパンなどは、上記の形状以外にも、カナル型やネックバンド型、ヘッドバンド型など、異なるタイプのモデルを揃えている。ジョギングやウォーキング、水泳、マシントレーニングなど、スポーツの種類に合わせて、自分の耳にフィットする形状を選んで音楽を楽しもう。(BCN・井上真希子)


*記事中の「市場推定価格」は、記事掲載時点のものです。市場推定価格は、「BCNランキング」のデータをもとに独自に算出した推定値で、消費税込みの金額で表記しています。

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