いよいよ日本でも発売になる「iPhone」についてどう見るか、さまざまなコメントを集めました。(最終更新日:2008年7月29日)

[第8回]
想像以上に使えて楽しいiPhone、しかし速やかなバグフィックスを望む

(2008年7月29日掲載)

 iPhone 3G 16GBモデルを購入してから、2週間が過ぎた。想像通り、ネット端末としては最高の出来映え。メインで使っているケータイのパケット使い放題コースは解約し、iPhoneだけでメールとネットをしている。通話機能も予想外に使いやすく、電話機としても問題なし。アドレス帳やスケジュールをパソコンと共有するために、「MobileMe」も購入してしまった。9800円は高く感じたが、使い勝手のいいPDAが手に入ると考えれば納得のレベル。

 すでに多数公開されている無料アプリも魅力的だ。傾き検知センサーを使った「Labyyrinth」や「Cube Runner」が面白い。飲み屋での一発芸ならライトセーバーのように動きに合わせて音が出る「PhoneSaber」がウケる。時間つぶしなら、オセロの「Morocco」や数独にハマってしまう。

 ただし、現状では問題が山積みだ。ATOKが入っている筆者の環境ではiTunesがエラーを起こすし、バックグラウンドで通信を行っているときの日本語入力の遅さはストレスになる。「MobileMe」もバグだらけでまだ満足に設定できていない。アップルには、一日でも早く対応して欲しいところだ。(アバンギャルド・柳谷智宣)

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[第7回]
できれば欲しかった……iPhoneの日本語入力機能、もう一押し!

(2008年7月25日掲載)

 携帯オーディオとしての優秀さは周知なので、ミクロなところで日本語入力環境について何点か気づいた点を挙げよう。

 iPod touch時代からの不満点だったのだが、iPhoneにおいてもやはり、コピー&ペースト機能は追加されなかった。また、よく使う文章などを辞書登録しておくこともできない。touchよりも文字入力する機会が増えたため、この点は不便だと感じた。なくても問題がないといえばないのだが、あれば便利だと思う。ただ、残念なことに、アップルのコピー&ペースト機能の実装優先度は非常に低いようだ。

 日本語入力そのものについては、QWERTY配列キーボードに加えてテンキーを実装しているため、「押した感」がないことを除けば、既存の携帯電話ユーザーも違和感なく利用できるのではないだろうか。

 また、フリック(指先をはらう)操作によりタッチ回数を減らせる点はおもしろい。通常、ひらがなの「お」を出すには「あ」を5回タッチする必要があるが、iPhoneはテンキーを長押しすると同じ行の他の文字が十字に表示される。「い」であれば左方向、「う」は上方向、「え」は右方向、そして「お」が下方向に表示されるので、何度もタッチする必要がない。(シーコースト・パブリッシング・櫻井慎也)
[第6回]
「PRADA Phone」よりも楽しい!? 新感覚ケータイ「iPhone」!!

(2008年7月22日掲載)

 携帯電話でインターネットの画面は見にくい、と思っていたが、「iPhone」はネット画面も、「you tube」も、写真も見にくさがまったくなく、パソコンよりも使いやすい印象を持った。これならパソコンを開く機会が減るかもしれない。

 実機に触るまでは欲しいと思わなかったが、パソコンの代わりになり、また、iPodの機能、ケータイ機能を搭載しているとなれば月額料金が高くても欲しくなった。ただ、メールを打つときにはタッチペンがないと使いにくい感じがする。

 同じくタッチパネル搭載ケータイとして、ドコモの「PRADA Phone」があるが、「PRADA Phone」のメニュー画面に色味がないのに対し、「iPhone」のメニュー画面はカラフルで、とてもキレイだった。「iPhone」のメニュー画面は、今までの携帯のメニュー画面にないメニュー(you tube やiPodなど)があり、今までの携帯電話にない感覚があって触っていてとても楽しかった。(BCN・武井美野里)
[第5回]
デジカメ機能のためだけに買っちゃうかも!?

(2008年7月16日掲載)

 iPhoneは、携帯電話+iPod+インターネット端末という3つの機能がメインなのだが、個人的にはデジカメの機能に1番注目している。

 私はiPod touchを所有しているので、携帯電話の機能以外では、デジカメ機能だけがiPhoneとの大きな違いと感じているためだ。とはいえ、初代iPhoneで約200万画素だった解像度は、iPhone 3Gでもそのままだし、手ぶれや色調、露出などの補正機能もなく、今どきの日本の携帯電話のデジカメ機能には遠く及ばず、単におまけ程度の扱いなのが残念でならない。iPhone 3Gでは、せめて動画の撮影機能は搭載してほしかったが、それも無理だったようだ。

 しかし、シャッターを押したときのアニメーション(っぽいもの)は、かなり心動かされるし、撮影した画像をiPhoneの3.5インチスクリーンで即座に表示できるのは、非常に便利だと思う。このデジカメ機能のためだけに、私は購入したいと思っているところだ。(シーコースト・パブリッシング・穂積徳彦)
[第4回]
メールや連絡先がいつも最新「MobileMe」に注目!

(2008年7月9日掲載)

 iPhoneは、iPod touchに通話・通信機能が付いたというイメージしかなかった。しかし、「MobileMe」の内容を聞いたとたん、俄然注目度がアップした。

 外出先でフラグを立てたメール、更新した連絡先やスケジュールが、家に帰って同期しなくてもPC側でアップデートされているという。外出先でチェックしたメールを、再度読む必要がなくなるのだ。MacだけでなくWindows Vista/XPにも対応し、Outlookとも同期ができる。さらに20GBのオンラインストレージがついて、年間9800円。ビジネス用途で使うことを考えれば高くないと思う。ビジネスパーソンにも人気が出るのではないだろうか。

 現在使っている仕事用のウィルコムからはMNP(番号ポータビリティ)できないので、プライベートで使っているNTTドコモから乗り替えるか真剣に悩み中だ。(アバンギャルド・栃尾江美)

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[第3回]
キャッチコピーは携帯電話界のリア・ディゾン!?

(2008年7月7日掲載)

 iPhone(2G)がやってきた。7月11日に発売する3Gモデルとはカラーや機能などが多少違うが、ちょっと触ってみた。使ってみると携帯電話にiPodなどの機能が付加された、というより、iPodに携帯電話の機能が付加した感じ。これなら携帯電話とiPodを別々に持たなくて良くなりそう。

 地図、株価、転記などの一般の携帯電話だと「Yahoo!ケータイ」に接続して、複数のサービスの中から選択しなければならないが、iPhoneだと既に内蔵されていてすぐに知りたい情報にすぐアクセスできるのも便利だ。また、画面が大きく、キレイだからインターネットもスムーズにできそう。ワンセグチューナーを搭載していないのが、ちょっと残念だ。

 今回触ったのは2Gだったため、通話などができなかった。3Gの使い心地はどうだろうか。気になるところだ。ただ、メールを送る場合、文字入力用としてタッチペンがあったほうがいいように感じた。(BCN・岩渕恵)
[第2回]
“携帯電話”ではなく、PDAとして魅力大!!

(2008年7月4日掲載)

 3G通信やGPSなど、魅力的な機能を備えるiPhoneだが、携帯電話として利用するには個人的に抵抗がある。iPod touchとほぼ同じ形状や大きさであることを考えると、通話端末として利用することを想像しにくいからだ。

 一般的な携帯電話に比べると横幅が広く、長い時間通話をすると手が疲れる点が気にかかる。また、携帯電話をポケットに入れておくことが習慣になっている私にとって、サイズの問題が重くのしかかる。

 専用のUSIMカードを採用しているので、カードを差し替えて必要なときだけ利用することができないという点でも手が出しにくい。購入してから後に、やっぱり使いにくいと思っても、機種変更などの手続きが面倒で、さらに解約時に通話と3G通信以外の機能を継続して利用できるかが不透明だからだ。申し訳ないが、現状では、“携帯電話”としてのiPhoneに魅力は感じないのが本音といえる。

 ただし、2台目の端末として考えるのであれば、iPhoneはぐっと魅力的な存在だと思う。タッチ操作で快適に選曲できる音楽機能や動画機能、電波の圏内であればどこでもPC用のサイトを見ることのできるブラウザ。Web上でも同様の意見を多く見るが、やはりiPhoneは、使いやすいマルチメディア機能を搭載するPDAとして利用するのがベストではないだろうか。(シーコースト・パブリッシング・星政明)
[第1回]
女性にも関心が高いiPhone、最強のインターネット端末になるのでは?

(2008年7月3日掲載)

 iPhoneの注目度は高く、普段デジタル機器に興味のない女性を含め、購入しようとしている人は多い。しかし、できることと、できないことを理解していないと、買ってから後悔することになりかねない。iPod代わりにするには動作時間が短いし、従来のケータイコンテンツや「FeliCa(フェリカ)」も利用できない。しばらくは品不足が続き、その間に購入した人のレビューや感想がネットや口コミで広がるだろう。それで、オシャレなデザインやイメージだけで買おうとしている人が熟考できるとよいのだが。

 もちろん、デジタルデバイスとしての魅力はダントツ。筆者も絶対に入手するつもりだ。Youtubeの動画も楽しめるし、GPSを搭載するのでジオタグ付きの写真を撮影することもできる。無線LANと3G、Bluetoothという充実のネットワーク機能を備え、最強のインターネット端末として活躍してくれるだろう。(ITライター・柳谷智宣)