いよいよ梅雨入り。暑中見舞いだと少し先になってしまうので、昨年度お世話になった人や古くからの友人にちょっと近況をお知らせしておきたい。メールもいいが、たまには手書きの手紙を送ってはいかがだろう。少し手間をかけるだけで、受け取った人の喜びは何倍にもふくれあがるはず。便利なアイテムを使って、ひと味違う便りを送ろう。

●書く前にまずはコレ! あるとうれしい便利アイテム


 手紙を書き始める前に送る人を確認するため、まずは住所録を整えておきたい。はがき作成ソフトで住所管理をしておけば、毎年の暑中見舞いや年賀状にも役立つ。クレオの「筆まめVer.18 夏特別版」は、郵便番号から住所を検索できるほか、はがき印刷の場合はレイアウトを見ながら住所を入力できるなど便利な機能が満載。ほかのはがき作成ソフトやExcelで管理していた住所録もインポートできる。価格は6380円。

 「字に自信がないから手書きはちょっと……」と気にしているようなら、ニンテンドーDSのソフト「美文字トレーニング」で練習をしてみよう。その場ですぐに採点・添削をしてくれるのでわかりやすく、ゲーム感覚で楽しみながら美しい文字を学べる。綺麗に書くコツがわかるだけでも、今まで書いていた文字よりもぐっと印象がよくなるはずだ。価格は3800円。


 小さな気遣いで喜ばれるのは切手。はがきや封筒に記念切手を貼れば、もらった人はちょっと嬉しいもの。記念切手よりも“その人らしさ”を演出できるのが、オリジナル切手だ。日本郵便の「オリジナル切手作成サービス」は、フレームの中に写真を入れる形で、好きな写真を切手にできる。ラインアップと価格は、いずれも1シートに10枚の切手とシールが付いて、3種類のデザインを揃える80円切手は各1200円、デザインが1種類のみの50円切手は900円。

●写真や画を効果的に見せる――はがき編


 温かみのあるはがきとして代表的なのが「絵手紙」。ひと頃話題になったので、年賀状で受け取ったことのある人も多いのではないだろうか。初心者でも簡単に絵手紙を作成できるPCソフト、NTTデータシステムズの「舞筆(まいふで)」は、パソコンで味のある文面を作れる。作業画面も筆を選んだり、小皿に絵の具をのばしたり、実物とそっくり。時間を忘れて遊んでしまいそう。価格は1万290円。販売会社のウォンツでは、タブレット(小)とのセット(2万800円)や、教則DVD2巻とのセット(2万1890円)なども揃える。

 一方、写真付きのはがきも年賀状では定番だが、通常の手紙で使うならオリジナリティを出せる。パソコンがなくてもはがきに写真を印刷できるエプソンのフォトプリンタ「カラリオ E-720」は、デジタルカメラで撮ったばかりの写真を手軽に印刷できる。写真の光沢感をそのまま出したいなら、写真用のはがきを使おう。顔を識別して逆光を補正したり、「美白補正」では自然な肌の色合いに調節したりできる。価格は2万9980円。

●デザインに工夫を凝らしておしゃれに――封書編


 「せっかく手紙を書くならとことんアナログで」という人には、消しゴム版画もオススメ。一度消しゴムではんこを作っておけば、あとはポンポンと押すだけで普通の便せんや封筒が世界で一つだけのデザインに。ネットショップ「消しゴム版画.com」は、彫り方ガイド付きの消しゴム版や、消しゴム版画基本セットなど、必要な材料はすべて揃う。手作りしたはんこそのものを集めるのも楽しい。

 サークルの催しや同窓会の招待状などを封書で送るなら、いつもの白いコピー用紙に印刷するのでは少々味気ない。そんなとき役立つのが、ヒサゴのカラー素材紙「crapo(クラッポ)」。見る角度によってキラキラ光る「クラッポ スター」(10枚入り504円)や、表面にパール加工が施された「クラッポ メタル」(10枚入り567円)など、さまざまなラインアップが揃う。内容に合った紙を選択しておしゃれを演出しよう。

 携帯電話やパソコンのメールは気軽でスピーディーに連絡できるが、味気ないのも確か。手書きの手紙なら、凝った作りにしなくても、文章が短くても、真心がきっと相手に伝わるはず。久しく会っていない大切なあの人に、一筆書いてみてはいかがだろうか。(アバンギャルド・栃尾江美)