[サウンド関連ソフト部門]
パソコンでオリジナル曲を作成
「鼻歌」入力でプロ並みの曲も


 音楽ソフトを使うユーザーが増えているようだ。市場が拡大したことでBCN AWARDでも04年から「サウンド関連ソフト部門」を新設した。同部門を2年連続で受賞したのがインターネットである。その人気の秘密とは? そして音楽ソフトで何ができるのだろうか。



■音楽ソフトの代名詞に

 パソコンでオリジナル曲を作ってみたい、デジタルを駆使してクリエイター気分を楽しみたい。そんな音楽好きユーザーの願望をかなえるのが音楽ソフトだ。海外製も含め多くの音楽ソフトが店頭に並ぶなか、BCN AWARDを2年連続で受賞したのがインターネット。

 同社は自社開発の「Singer Song Writer」と「Sound it!」という優れた商品力とサポート体制でユーザーの信頼を集め、見事ナンバー1に輝いた。その魅力を紹介しよう。

 まずは今や音楽ソフトの代名詞的存在となった「Singer Song Writer」。昨年、8・0にバージョンアップされ、オーディオ機能・MIDI機能を強化し、ユーザーインターフェースを刷新したことで操作性も向上した。このソフトは“楽曲制作ソフト”なのだが、プロのミュージシャンにもユーザーがいるくらい機能の充実ぶりは見事である。

 「Singer Song Writer 8・0」での曲作りを簡単に説明すると、まずメロディは鼻歌で入力ができてしまう。♪フフフーン♪という感じで。そして、完成したメロディにたくさんのジャンル・パターンから気に入った伴奏を貼り付けると…自作オリジナル曲が完成! という具合だ。作った曲は楽譜にして印刷したり、画像データにして保存もできる。もちろん音楽CDにすることも可能だ。ちなみに「Singer Song Writer 」には上級モデルの“VS”と初心者向けに機能をシンプルにした入門用の“Lite”も用意されている。

■自作リミックスCDにも最適

 さて、もうひとつの「Sound it!」だがこちらも昨年4・0にバージョンアップされ新機能が加わった。

 主な新機能は、スクラッチ・ノイズ除去、テープノイズ低減、長時間録音対応、オートレベル機能の多用途化、音楽CD作成機能の強化、エフェクト効果の充実といったところ。つまり「Sound it!」は音楽CDライティング機能を搭載した“サウンド 編集ソフト”なのだが、購入しているユーザーは様々な使い方をしているようだ。

 例えば、アナログレコードの音を取り込みCDに保存することも可能。レコード特有のノイズも除去してくれる。お気に入りの曲を集めた自作リミックスCDも作成できる。

 またMP3などにも対応しているので、携帯プレーヤーで聴くためのデータの作成も可能。ほかにもテレビの音楽番組の録音や、企業での会議の録音などに利用されているという。

 音楽ソフトは多機能なだけに使いこなす楽しみが深い。それだけにサポートがある、ないは気になるところだ。インターネットなら安心なのでユーザーに支持されるのだろう。(フリーペーパー「月刊BCNランキング」創刊準備号掲載)