冬キャンプの寒さ対策に! 必需品や便利グッズを紹介

暮らし

2024/01/19 18:00

 冬キャンプは、空気が澄んでいて夜空がきれいに見えたり、焚き火や鍋など冬ならではの楽しみ方ができたりと魅力が多くある。しかし、「冬だけに寒くてそれどころでは……」と考える人もいるだろう。今回は、冬キャンプの必需品に加えて、あると冬キャンプをより楽しめるグッズを紹介する。

冬キャンプの魅力を知ろう

 まずは、冬キャンプの魅力について紹介しよう。主な魅力は、「空気がきれい」「虫が少ない」「焚き火が楽しい」「温かい料理をおいしく感じられる」などだ。
 
 

空気がきれい

 冬ならではの魅力として、空気がきれいなことが挙げられる。冬は大気中のちりや水蒸気が少なく、年間を通して最も空気が澄んでいる季節だ。そのため、遠くの景色や満天の星空をはっきり見ることができる。

虫が少ない

 冬キャンプは、夏と違って虫が少ないことも特徴だ。蚊やハチなどがいないため、虫対策する必要がない。虫が少なく、外でもテント内でも快適に過ごせるため、虫が苦手な人はぜひ冬キャンプから始めてみてほしい。
 

焚き火が楽しい

 焚き火は年間を通して楽しめるが、冬は焚き火を楽しむのに適しているシーズンだ。焚き火を見つめて癒やしの時間を堪能するのはもちろん、お湯を沸かしてコーヒーを飲んだり、料理をしたりと、焚き火があれば楽しみ方も広がる。
 

温かい料理をおいしく感じられる

 寒い中で食べる温かい料理は格別だ。冬だからこそ楽しめる、鍋やおでん、スープなどをみんなで体を寄せ合いながら食べるのも、冬キャンプならではといえる。酒好きであれば、熱燗やホットワインなどもいいだろう。心も体も温まって、最高のキャンプになること必至だ。
 

冬キャンプで欠かせないグッズ

 次に、冬キャンプに欠かせないグッズを紹介する。
 

 具体的には、「冬用のテント」「シュラフ&毛布」「湯たんぽ・カイロ」「ストーブと一酸化炭素中毒警報機」「カセットガスコンロ」「焚き火台」「グランドシート」「ランタン」「スコップ」などだ。

 冬キャンプの天敵は、なんといっても寒いこと。冬の寒さに適したタイプの冬用テントのほか、シュラフや毛布、カイロなどは欠かせないだろう。

 またストーブがあると、なお有効だ。中でも、抜群の暖房効果を発揮する石油ストーブがおすすめ。ただし、石油ストーブと使う際は一酸化炭素中毒に気をつけてほしい。換気をするほか、一酸化炭素中毒警報器があれば一酸化炭素の濃度を測り、アラートで知らせてくれるため、必ずセットで持って行くようにしよう。

 冬場の地面は冷たいため、グランドシートも欠かせない。雪が積もることも念頭に置いて、スコップも準備しておくとばっちりだ。
 

冬キャンプにあると便利なもの

 最後に、冬キャンプにあると便利なものを四つ紹介する。
 
 

ホットカーペット

 冬キャンプでは、防寒具以外にもプラスで持っておくと役立つ防寒グッズがある。その一つがホットカーペットだ。電源を入れるだけですぐに地面を温めてくれるため、テント内でくつろぐ際や寝る際に大変便利なアイテムといえる。折りたたんで小さくできるものであれば、運ぶときにかさばらないほか、スペースを取らずに収納可能だ。

 ただし、使用の際は電源を必要とするため、電源サイトを利用するか各自でポータブル電源などを準備する必要がある。
 

電熱ベスト

 ホットカーペット同様に、あると便利なのが電熱ベストだ。電熱ベストとは、ベストの中にヒーターを内蔵しているもので、バッテリ電源で発熱させて体を暖められるベストのこと。こちらもバッテリが切れると発熱できなくなるため、その点だけ注意しておこう。
 

ゴム手袋

 「ゴム手袋を何に使うの?」と思う人もいるだろう。ところが、意外と重要なアイテムである。食事をしたあとに皿を洗ったりするが、冬場の試練が水の冷たさ。ゴム手袋があれば、冬の皿洗いも苦にならないだろう。
 

ポータブル電源

 ホットカーペットを使ったり、電熱ベストのバッテリを充電したりする際にも役立つのがポータブル電源だ。ホットカーペットや電気毛布などのほか、スマホの充電などでも使えて便利である。
 

寒さ対策をしっかりして冬キャンプを満喫しよう


 冬キャンプは、空気が澄んでいて夜空がきれいに見えたり、焚き火や鍋など冬ならではの楽しみ方ができたりと多くの魅力がある。それらの魅力を満喫する上でも、寒さ対策には十分注意したいところ。自分に必要なグッズをそろえて、冬キャンプを堪能してほしい。