【いま注目のトレンドワード・138】 シリーズ累計発行部数1億2000万部を超える、久保帯人先生のカリスマコミック『BLEACH』。2004年10月から始まったテレビアニメは360話以上制作され、長編劇場アニメも4作を数える。そんな一世を風靡した大人気作品が、令和の世にトレンド入り。今回は、その経緯についてご紹介しよう。

PVには鷺巣詩郎さんが手がける劇伴を使用！

　「BLEACH」がTwitterのトレンドに並んだのは、去る7月3日のこと。じつはこの日、アニメの公式サイトとTwitterでは、シリーズ最終章となるアニメ「BLEACH 千年血戦篇」の新情報が一斉解禁された。

　護廷十三隊の隊長陣や星十字騎士団（シュテルンリッター）、総勢30キャラクターが描かれたキービジュアルに加え、第1弾予告映像や追加スタッフなども続々と公開に。中でもPVはTwitter上に12万件以上のいいねが寄せられるほどの大反響で、作中には最初期からアニメ「BLEACH」を支え続ける鷺巣詩郎さんの劇伴が使用されている。

　動画は“千年血戦篇”最大の宿敵・ユーハバッハの台詞から始まり、主人公・黒崎一護をはじめとした作中のキャラクターたちが次々に登場。新シリーズへの期待がより一層高まるハイクオリティな演出には、動画視聴者たちからも「何だこれ何だこれ何だこれ」「作画とBGMが神すぎた」「期待が膨らみまくり」「作画が良すぎてカッコよさが増してる」といった絶賛の声が後を絶たない。結果、「BLEACH」がトレンド入りしたようだ。

　ちなみにTwitter上で公開されているPVは2分14秒の動画だが、アニプレックスのYouTubeチャンネルで配信されているPVはラストに1シーンを追加した2分32秒の動画に仕上がっている。PVをチェックして、来たる10月の放送を楽しみに待とう。（フリーライター・井原亘）

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■Profile
井原亘

元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている