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Appleファンなら行ってみたい、「ビックカメラ池袋SELECT」がオープン

店舗

2021/07/30 19:30

 東京・池袋駅の東口を出てすぐの横断歩道を渡った先に7月30日、「Apple製品がワンストップで揃う」をコンセプトにした「ビックカメラ池袋SELECT」がオープンした。同店の2階に行くと、従来の家電量販店では見たことのないAppleコーナーが広がる。iPhone、iPad、MacBook、iMAC、Apple Watch、AirPodsなどAppleユーザーなら立ち寄りたい池袋の新名所になりそうだ。

7月30日にオープンした「ビックカメラ池袋SELECT」

iMACの7つのカラーがすべて見られる店舗

 「ビックカメラ池袋SELECT」の2階に上ると見通しのいい売り場が広がる。Appleファンなら通常のコーナーとの明らかな違いに気づくだろう。まず、什器がまったく違う。
 
通常のAppleコーナーとは明らかに違う空間が広がる

 業界で「ホワイトボックス」と呼ばれる白を基調にしたAppleおなじみのコーナーでは、テーブルの上に製品が並ぶだけで下は空間になっている。ブランドを統一するために、どこでも同じようなスタイルで展示するように厳しいレギュレーションが決められているからだ。

 ちょうど同日にリニューアルオープンしたビックカメラ池袋本店のAppleコーナーと比べてみると、その違いは一目瞭然だろう。
 
ビックカメラ池袋本店のAppleコーナーは
おなじみのスタイル

 ビックカメラ池袋SELECTでは、薄いブラウンのボックス型什器の上にApple製品があり、その下にiPad用の保護シートやカバー、iMACに合うマウスなどのApple製品に関連したアクセサリーを一緒に展示しているのだ。

 それだけではない。2021年4月に発売された7色のカラーバリエーションが特徴の24インチモデルiMACは、通常のホワイトボックスでは2色しか展示できない。しかし、ビックカメラ池袋SELECTでは7色のすべてを展示しているのだ。
 
24インチモデルiMACの7色が
展示してある(1色は1階で展示)

 しかも、7色のうちの3色は注文してから製造するCTO製品のため本来なら実物を見ることは難しいのだが、同店では展示してある。自分がイメージしていたカラーや質感と合っているかどうかを、実際に見たり触ったりして確かめられるのだ。
 
ビックカメラ池袋SELECTの立柄孝二店長

 立柄孝二店長は「何度も何度も話し合いを重ねた」とさらりと笑顔で語るが、その裏には相当に粘り強い苦労とともにビックカメラ側の熱意があったことが想像される。

 同店について立柄店長は「情報発信基地として、お客様ごとの新しい使い方が見つかったり、新しい発見があったりする店にしたい」と語る。フロアを見れば、立柄店長の言葉やSELECTという店名が表すように、同じアクセサリーでもAppleファンを意識した製品を吟味してセレクトしている様子が伝わってくる。
 
自分好みのAirPods用アクセサリーが見つかる

 AirPods用のケースやイヤーピース、保護シールのほか、Apple Watchのバンドも豊富に取り揃えているので、自分好みのアクセサリーを発見することができるだろう。
 
Apple Watchのリストバンドも試せる

 もちろん、Apple正規サービスプロバイダとして修理サービスに対応するカウンターも設置している。Apple製品で困ったことがあれば、アクセスのいい同店で相談するのもいいだろう。池袋に行く際には、ビックカメラ池袋SELECTに立ち寄ってみたい。(BCN 細田 立圭志)