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飛散量は昨年の1.6倍!? 空気清浄機“以外”の花粉症対策として取り入れたい家電

時事ネタ

2021/03/14 12:30

 寒さが緩み、暖かさを感じる日も多くなってきたこの時期は、同時にスギなどの花粉が飛び始める時期でもある。さまざまな対策家電があるなかで、空気清浄機は代表的だ。しかし、このほかにも花粉症対策に役立つ家電がある。うまく使えば花粉症による苦しみを少しでも減らすことができるかもしれない。

花粉症対策の欠かせない季節がやってきた

関東や東海では2倍飛散する2021年の花粉

 ウェザーニュースによると、2021年春の花粉は昨年と比べ、全国平均で160%程度に増加する予測とのこと。特に中部地方では2倍以上の予測となっている地域もあり、関東地方も増加の予想だ。また、2月中旬から下旬の気温が平均より高い傾向のため、花粉のピークが早まる予想とのこと。早めの対策が求められる。

空気清浄機

 花粉症対策の定番といえば空気清浄機だろう。花粉を含む空気を吸い込み、フィルターで花粉などを取り除き、きれいな空気に変えてくれる。各社とも花粉用の機能には力を入れており、たとえばパナソニックの空気清浄機は「花粉モード」を搭載している。ボタン一つで花粉対策が可能だ。
 
パナソニックの加湿空気清浄機「F-VXT90」

拭き掃除ロボット

 外から持ち込み、家の床に落ちた花粉を取り除くため、掃除機を頻繁にかけるという人もいるだろう。ところが、排気が生み出す空気の流れによって、かえって花粉を舞い上げてしまうこともある。そこでおすすめしたいのが拭き掃除ロボット。床をしっかりと水拭きし、風も起こさないので花粉対策にもなる。重労働の水拭きを自動でこなしてくれるのは、花粉の季節以外でもありがたい。
 
アイロボット「ブラーバ ジェット m6」

ふとん乾燥機

 花粉の季節にふとんを外に干すと、花粉がふとんに付着し、寝るときにひどい目にあうことも。このような季節にふとんをケアするなら、ふとん乾燥機でふっくらさせると快適に眠ることができる。湿気を飛ばすだけでなく、ダニ対策や寒い日にふとんを暖める効果もある。マットを広げセットするのが面倒というイメージがあるかもしれないが、最近はマッレスで使える製品も増えており、以前よりも手軽に使うことができる。
 
ふとん乾燥機「アッとドライ(HFK-VS2500)」

ふとん用掃除機

 ふとんやベッド、ソファなどについた花粉を取り除くのに役立つのがふとん用掃除機。たたき機能やUV機能を備え、特化した掃除機だ。花粉症でくつろぎの時間や睡眠を妨げられると、日々の健康が損なわれてしまう。居間や寝室もしっかり花粉対策をしておきたい。
 
RAYCOP PRO

衣類乾燥除湿機

 衣類も外干しすることがためらわれる花粉症の季節。かといって室内だとなかなか乾かない場合もある。そんなときに役立つのが衣類乾燥除湿機。乾燥した風を洗濯物に当てることで、室内でもスピーディーに衣類を乾燥させることが可能だ。梅雨の時期など、外に洗濯物を干しにくい季節にも活躍してくれる。
 
シャープの衣類乾燥除湿機「CV‐J71」

スマートスピーカー

 意外なところでは、スマートスピーカーの導入もおすすめだ。花粉対策の基本は、毎日の花粉飛散量の傾向を知ること。スマートスピーカーなら忙しい朝でも話しかけるだけで、その日の花粉情報が手に入る。しっかりと花粉の傾向をつかんで万全の対策をしたい。
 
Google Nest Mini

備えあれば憂いなし、早めにそろえておこう

 一時期のこととはいえ、花粉症は非常に苦しい。なかには日常生活に支障が出るという人もいるだろう。しかしながら、家な中なら飛んでいる花粉の量を減らせば症状を抑えることができる。家電を使いこなして少しでも快適に花粉の季節を乗り切りたい。(ライター・ハウザー)