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ヤマトHDがEC商品の受取サービスを11月に開始、受取拠点を募集

販売戦略

2020/08/17 21:00

 ヤマトホールディングスとヤマト運輸は8月17日、「デジタル化された受取・返品システム」を提供するDoddle Parcel Services Ltdと提携し、EC商品の受取サービスを11月にスタートすると発表した。

ヤマトHDはスーパーやドラッグストアで
EC商品を受け取ることができるサービスを11月に開始する


 Doddle社はグローバルでEC購入商品の受取・返品システムを提供しており、オーストラリアやアメリカの郵便公社とも提携している。新サービスでは同社のClick&Collectシステムを導入したスーパーマーケットやドラッグストアで特定EC事業者の商品を受け取ることができるようになる。

 Click&Collectシステムは専用端末を設置するだけで、簡単に開始することが可能。消費者はECサイトから送信された二次元バーコードを店舗に提示して、荷物を受け取る。導入店舗は荷物を受け取りにきた消費者に割引クーポンなどを発行して、ついで買いを促すこともできる
 
新サービスのフロー

 サービスの発表に合わせて、導入業者の募集も開始した。対象となるのはドラッグストア、スーパーマーケット、クリーニング店、一般商店など。登録料・更新料・専用端末費用などの初期費用はかからない。ヤマト運輸のホームページ上で応募することができる。