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洗える“スポーツブランド”マスク、息がしやすく快適な着け心地

時事ネタ

2020/08/10 12:30

 ついに本格的な夏が到来し、屋外で普通のマスクをしていると暑く、息苦しく、ベタつくの三重苦に悩まされるようになってきた。少しでも快適に過ごせるようにと、さまざまな工夫を凝らしたマスクが登場している。なかでも、スポーツ用品メーカーが販売するマスクは、“スポーツ向け”をうたう製品もあるほど通気性に優れたマスクだ。

 アシックスのランナー向けマスク「ASICS RUNNERS FACE COVER」は、呼吸がしやすいよう、マスク本体と口との間に適度な空間をもたせた立体設計を採用している。抗菌加工を施した外層では、マスク内にこもった熱気を吸収して乾燥させることで、不快なムレ感を軽減。内層では、マスク下部にメッシュ素材を配し、呼気を下方に排出する構造にすることで、飛沫の拡散を抑制しながらマスク内の通気性を保つ。9月中旬に発売予定で実勢価格は税別3800円としている。
 
アシックスのランナー向けマスク
「ASICS RUNNERS FACE COVER」

 アディダスのフェイスカバーは、通気性に優れた快適な着け心地が特徴で、洗って繰り返し使うことができる。同社は口と鼻を覆うファッションアイテムと位置付ける。8月1日からアプリで先行予約を開始しており、8月7日からアディダス直営店で販売を開始した。
 
アディダスのフェイスカバー

 アンダーアーマーの製品は、アスリートのためのパフォーマンスマスク「UA スポーツマスク」。通気性に優れたポリウレタン製フォームと独自の立体構造によるエアポケットにより、運動中でも呼吸がしやすく快適な着け心地が特徴だ。抗菌加工はもちろん、フィット感があり、サングラスを同時に装着しても曇らないという。8月6日現在は予約受付を終了しているが、今後のスケジュールはメールマガジンや公式アプリで知らせるという。
 
アンダーアーマーの「UA スポーツマスク」

 ザムストのマスクは、口と鼻を覆う生地に不織布マスクの約10倍の通気性を誇るダブルラッセルを使用した「マウスカバー」(マスク)。口元にあたる部分に立体縫製を施すことで、口とマスクとの間に空間を確保し、呼吸時に口にまとわりつくことを防ぐ。耳にかける部分には、薄く肌触りがいい伸縮性に富んだ2wayストレッチ素材を採用。動いていても、しっかりとフィットする設計になっている。サイズは「小さめ」「ふつう」の2種類。いずれも2枚入りで税込2970円。品切れが続いているが、継続的に生産しており、順次入荷するという。
 
ザムストの「マウスカバー」

 ミズノの「マウスカバー」(マスク)は、水着や陸上ウェアで採用されている伸縮性に優れた肌ざわりのいいソフトな素材を使用。手洗いすれば繰り返し使うことができる。フェイスラインを優しく包み込む設計で、耳への負担が少なく、息もしやすい着け心地で飛沫拡散を抑制する。内側に接触涼感素材「アイスタッチ」を装着したタイプもラインアップする。いずれのタイプも1枚1000円前後だが、8月6日現在は抽選販売の申し込み受け付けを中止している。
 
ミズノの「マウスカバー」

 ヨネックスは「スポーツフェイスマスク(AC480)」。汗に反応して熱を吸収する植物由来のキシリトールを生地に配合した涼感素材「ベリクール」を採用している。生地には吸汗速乾ニットテフロンメッシュを使用し、抗菌加工でにおいにくいのが特徴だ。鼻の形にフィットする調整機能や紐調整機能で子どもの顔にもフィットする。また、洗濯して繰り返し使うこともできる。送料・税込価格は3993円。なお、8月6日現在は抽選販売を行っていない。
 
ヨネックスの「スポーツフェイスマスク(AC480)」

 いずれのマスクも需要が高く、入手しにくい状況だ。ただ、ザムストのように不定期で在庫が復活することもある。抽選販売に応募したり、在庫を確認したりするなら、ほしいマスクのメーカーが提供しているアプリやメルマガを利用しよう。また、極めて暑い日や極度の激しい運動などをする際は、マスクをすると熱中症を招くリスクもあるので、注意したい。