ドラレコ販売さらに悪化、自粛継続でGW商戦に打撃

 全国の家電量販店やECショップでPOSデータを集計する「BCNランキング」によると、4月のドライブレコーダー(ドラレコ)の販売台数は前年同月比58.6%となった。2月と3月も大幅減を記録していたが外出自粛が長引き、GW商戦に大きな打撃を与えた。


 メーカー別でも各社が販売を落としており、販売台数前年比はコムテックが62.1%、JVCケンウッドが67.4%、ユピテルが57.9%と急下降。週次の販売台数シェア推移では、4月後半にJVCケンウッドがコムテックを追い抜き、1月以来の月間首位に立った。
 

 機種別の販売台数シェアランキングでも、JVCケンウッド製品が上昇。「DRV-MR745」(7.6%)と「DRV-340」(7.3%)がツートップに躍り出た。コムテックは、定番製品「ZDR-015」が好調。ベストテン圏内でJVCケンウッドが5製品、コムテックが4製品を占めている。(BCN・大蔵 大輔)

*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。