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増税の影響残るドラレコ市場、上位3社で唯一前年を超えたのは?

 全国の家電量販店やECショップでPOSデータを集計する「BCNランキング」によると、12月のドライブレコーダー(ドラレコ)の販売台数は前年同月比75.9%。増税後は微減が続いていたが、年末商戦では大幅減となった。


 メーカー別でみると、販売台数前年比はトップのコムテックが63.9%、2位のJVCケンウッドが76.9%と市場全体と同様に前年を大きく下回った。上位陣で唯一前年を超えたのは3位のユピテルで、前年比は101.3%と微増した。
 

 メーカー別販売台数シェア推移は、前半にユピテルが販売を伸ばし、一時はコムテックに並んだ。後半はJVCケンウッドが勢いを戻し、コムテックと競り合った。
 

 シリーズ別の販売台数シェアランキングは、コムテックの「ZDR-015」が1位。前月の12.7%からやや落としたが、2ケタシェアをキープした。2位と3位は前月から逆転してJVCケンウッドの「DRV-MR740」「ZDR026」の順で並んだ。上位10製品中5製品が2カメラタイプだった。(BCN・大蔵 大輔)


*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。