シャープが不動の1位、ソニーは4Kテレビで追いかける

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2018/02/17 17:00

 「BCNランキング」の週間売れ筋ランキングによると、2018年2月5日~2月11日の期間で最も売れた薄型テレビは、シャープが17年9月に発売した「AQUOS LC-32S5」だった。1月の月間売れ筋ランキングでもトップを獲得しており、不動の人気を誇っている。


2018年2月5日~2月11日の薄型テレビ販売台数ランキング(1位~5位)

 月間売れ筋ランキングで1位の「AQUOS LC-32S5」と2位につくHisenseの32型地上・BS・110度CSデジタル液晶テレビ「HJ32K3120」は、どちらもハイビジョン対応。一方、液晶テレビでの構成比が高まっている4K対応テレビは、3位と5位、6位、8位、9位に入っている。

2018年2月5日~2月11日の期間で2番目に売れた薄型テレビ、
Hisenseの32型地上・BS・110度CSデジタル液晶テレビ「HJ32K3120」

 5製品中、3製品をソニーの4K対応テレビが占めており、上位のハイビジョン対応テレビ勢を追いかける格好だ。5位の「BRAVIA KJ-49X9000E」は、前週3位から順位を下げたものの、8位の「BRAVIA KJ-55X9000E」は前週10位から上った。上位勢でのハイビジョンと4Kの入れ替わりは、すぐそこまで迫っているのかもかもしれない。
 

2018年2月5日~2月11日の薄型テレビ販売台数ランキング(6位~10位)

*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。