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JR東日本スタートアッププログラムを展開 ビジネス共創に取り組む

経営戦略

2017/05/17 09:31

 東日本旅客鉄道JR東日本)は、ベンチャー企業や優れた事業アイデアを持つ人々との協業によるビジネス創造活動「JR東日本スタートアッププログラム」を実施し、広くビジネス・サービスのアイデアを募っている。


JR東日本スタートアッププログラム」の紹介ページ

 テーマは、「人・モノ・情報をタイムリーにマッチングするサービスの創出」「新たな技術・アイディアを活用した未来に資する新ビジネスの創出」など7つ。同社グループに関わる、交通、観光、インバウンド、小売などの事業領域で、テーマに沿った提案を幅広く募集する。

 募集コースは、すでに自社の製品・サービスまたはプロトタイプがあり、JR東日本のリソースを活用を必須とした「アクセラレーションコース」(応募締切5月末)と、JR東日本で事業化を希望する新規性の高いアイデアを募る「インキュベーションコース」(応募締切7月末)の2つ。「アクセラレーションコース」は、プログラム期間中に、提案の実現に向けて経営資源を割けることが前提。「インキュベーションコース」では、JR東日本のリソース活用は任意。どちらも、プラン内容は一般公開する。賞金は、「アクセラレーションコース」「インキュベーションコース」ともに最優秀賞が100万円、優秀賞が10万円。

 採択者は、アクセラレーション期間中に、JR東日本グループが所有する情報、ITツール、プロモーション設備、商流・物流網などを利用できる。また、プログラム期間中の8月~11月の期間、JR神田万世橋ビルのコワーキングスペースを無料で使える。さらに、11月以降はテストマーケティングの場所として、大宮駅西口イベントスペースなど、駅スペースなどを提供する。