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忘れちゃいけない大切なおつきあい、住所録が一年中活用できる「筆まめおつきあい帳」

特集

2010/05/31 20:24

 毎年、年賀状や暑中見舞いのシーズンになると、にわかに注目を浴びるのが、ハガキ作成ソフトだ。ハガキ作成ソフトがあれば、親類や友人の住所録をパソコン上で管理し、簡単に宛名と文面が作成できる。しかし、ほとんどの人は、この住所録を年賀状作成などのときだけ使い、あとはパソコンのなかに眠らせたままにしているのではないだろうか。せっかく入力した住所録データなのに、年に数回のイベントに使うだけではもったいない。そこでおすすめしたいのが、ハガキ作成ソフトの住所録管理に、おつきあい相手との個別のやり取りを管理する機能が加わったクレオの「筆まめおつきあい帳」。このソフトなら、入力した住所録をもとに、冠婚葬祭や知人・親戚づきあいの予定や履歴が管理できる。とかく忘れがちな「おつきあい」の管理。「筆まめおつきあい帳」は、主婦の力強い味方になるはずだ。

クレオの「筆まめおつきあい帳」。住所録に登録した人たちとのおつきあい履歴を記録帳やカレンダーで管理する

住所録をもとに、贈答品や年賀状のやり取りが瞬時に分かる



 お歳暮やお中元などのやり取りを、手帳やノートで管理している人は多い。この場合、日付順に記録していることが多いので、特定の相手とのやり取りを調べたくても、すぐに見つからない。日付の見当をつけながらページをパラパラとめくり、時間をかけて情報を探すのは、とても手間のかかる作業だ。

 こんなときに便利なのが、「筆まめおつきあい帳」だ。住所や家族情報を管理する「住所録」、冠婚葬祭や日々の予定を管理する「カレンダー」、贈答のやり取りを記録しておく「記録帳」といった機能で、すぐにお目当ての情報が見つけられる。

 しかも、「おつきあい情報」を活用すれば、登録した住所録と連動して、贈答品や年賀状・暑中見舞いの履歴を個人別に表示するので、さらに細かな情報がすぐに見つかる。操作手順は、「住所録」で名前を選択した後、「おつきあい情報」をクリック。あとは、記録帳に登録した「贈答品の履歴」、年賀状・暑中見舞いの履歴を一覧表示する「ハガキ・手紙」、同窓会やクラス会などの「出欠管理」、カレンダーに登録した予定がわかる「コンタクト履歴」のなかから、参考にしたい項目を選択するだけ。これで、その相手との過去のやり取りがすべてわかる。

住所録の「おつきあい情報」タブを選ぶと、「記録帳」に入力済みの贈答記録を集約して表示する

年中行事を自動表示する「カレンダー」



 住所録に登録した年中行事は、自動的にカレンダー機能に反映される。誕生日や、七五三・就学・成人式・還暦・米寿などのお祝い、さらには故人の命日を入力しておけば一周忌・三回忌・七回忌などの年忌を自動表示する。しきたりや祭事・仏事にうとい筆者にとっては、ちょっと手放せなくなりそうな機能だ。

登録した予定が近づくとアラームでお知らせ



 せっかく登録した予定も、うっかり忘れてしまっては意味がない。そこで活用したいのがアラーム機能だ。カレンダーに登録した時日が迫ったら、画面にポップアップウィンドウが現れ、予定の内容を知らせてくれる。アラームの設定は「○日前」などと細かく決められるので、十分な余裕をもって準備できるよう設定したい。

カレンダー。大事なイベントを忘れないようにポップアップウィンドウで知らせてくれる

 例えば、家族の誕生日にアラームを設定しておけば、誕生日会やプレゼントが前もって準備できる。「忙しい毎日のなかで、うっかり家族の誕生日を忘れてしまった!」ということもなくなる魅力的な機能だ。
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お中元・お歳暮に役立つ「記録帳」



 年中行事の贈答記録、ハガキ・手紙のやり取り、法事・法要やクラス会の出欠管理、誕生日など、記念日の一覧をまとめたものが「記録帳」機能だ。おすすめなのが「贈答記録」で、「誰に」「いくらの」「何を」「贈った/頂いた」のかが項目が登録できること。

いつ、誰から何をいただいたか、贈ったか、などの情報を入力しておく「記録帳」

 「毎年贈っている人に忘れずに贈りたい」「あの人の好みに合った品を贈りたい」と思う人は、ぜひこの贈答記録を活用してほしい。これまで履歴を見れば、相手の好みが分かり、次に贈るお中元・お歳暮の参考になるはず。また、「毎年、お歳暮は贈っているけど、お中元は贈っていない」という相手に対しても、履歴を参考に忘れずに贈ることができる。

もちろん簡単ステップのハガキ作成機能も充実!



 もちろん「筆まめおつきあい帳」は、ハガキ作成機能も充実している。定評のある「筆まめ」同様、ハガキ・封筒の宛名、裏面のデザインが、簡単なステップででき上がる。「ハガキ作成ソフトは年賀状の時期だけ使う」という人が多いかもしれないが、「筆まめおつきあい帳」なら、日々のおつきあいから年賀状の作成まで、年間を通して幅広く活用できる。

ハガキや封筒の宛名、裏面のデザインができる機能も備えている

 「住所録は他の専用ソフトを使っているから……」という人も多いだろう。でも、「筆まめおつきあい帳」は、「筆まめ」はもちろん、他社ハガキソフト(「筆王」「筆ぐるめ」など)から住所録データを移すことができる。Excelで作成した住所録にも対応している。ふだんパソコンで年賀状を作っている人には、ぜひ試してほしい機能だ。

おつきあいマナー集を活用しよう



 日常のおつきあいや冠婚葬祭で気になるマナーを、図解を交えながら解説する便利な「おつきあいマナー集」も収録。手紙の書き方や文例、冠婚葬祭のしきたりや費用、一般常識としてのマナー解説、年中行事の知識など、すぐに役に立つものばかりだ。冠婚葬祭のマナーは、案外知らないものが多い。とくに筆者のような“常識知らず”にとって、このマナー集は、いざというときの大きな味方になる。

いざというときに心強い「おつきあいマナー集」

 「筆まめおつきあい帳」は、登録した住所録をもとに、おつきあいの管理から日常のマナーまで、幅広くサポートしてくれるソフトだ。すでにハガキ作成ソフトを利用している人には、価格が安い「筆まめおつきあい帳」への乗り換え優待版がおすすめ。ご主人や家族のため、しっかり者の主婦を目指す人にとっては、これから長い“おつきあい”になりそうなソフトである。もちろん、筆者にとっても――。