キッチンのザルとボウルを融合! 不思議な形状の「3way水切りボウル」の実用性は?

レビュー

2021/09/07 17:00

 キッチン周りにさまざまな便利グッズが登場している。なかでも最近筆者が愛用しているのが藤井器物製作所の「3way水切りボウル」だ。同社は金属加工業の町として知られる新潟県燕市に本社を構え、この3way水切りボウルにも職人技が凝縮されている。「3Way」とあるように、このアイテムは3役をこなすすぐれものだ。ただのボウルとはひと味違う3way水切りボウルの魅力を紹介しよう。

「3way水切りボウル」のサイズは内径210mm、外径232mm、深さ121mmで、重さは334g。
実売価格は2800円前後

ボウルとザルが合体した不思議な形状

 3way水切りボウルは、半分はボウル、もう半分はザルという不思議な形状をしている。底面には傾斜がついており、一見すると不安定に見えるかもしれないが、通常のボウルとして使う際はきちんと安定する。また、それぞれの傾斜を底面にしても、ボウルがぐらつくことはない。たとえば、水切り穴のない方に傾ければ、野菜を洗ったり、麺類を合えたりといった際にボウルとして使える。逆に、水切り穴のあるほうに傾けると、水切りや湯切りに便利なザルに早変わりする。
 
左右の底面に傾斜が付いている。どちらに傾けるかで用途が異なる
 
いちいちボウルやザルに移し替える必要がないので便利

米研ぎ作業の手間を軽減してくれる

 3way水切りボウルが本領発揮するのは、調理の際だけではない。筆者が一番便利だと感じているのは、米研ぎ作業をするときだ。炊飯器を使っている場合は内釜で洗米することが多いが、土鍋など鍋で炊く場合は、ボウルとザルが必要だ。それがこのボウルなら一つで完結する。
 
穴が開いていない方向に傾けると水が溜まる

 今回ボウルに入れたのは2合のお米だが、5合くらいまでは問題なく洗えそうだった。少人数の家庭ならこれで十分なサイズだが、もっとたくさんごはんを炊く家庭なら2回に分ける必要がある。同社のホームページを見ていても、推奨用途には「米研ぎ」がしっかり記載されている。やはり米どころである新潟生まれの道具だと思わされる。
 
水切り穴の方向に傾けると、水だけが流れる。
洗い終えたら、再度反対の方向に傾けて、米を浸水させればいい

 ステンレス製なので洗いやすさや耐久性も兼ね備えている。台所に置く調理道具の数を減らしたい人もにぜひおすすめしたいメイド・イン・ジャパンの逸品といえるだろう。(TEKIKAKU・今西絢美)