無人運転を活用した新交通サービス「Easy Ride」、実証実験を実施へ

サービス

2017/12/08 16:00

 ディー・エヌ・エー(DeNA)と日産自動車は、両社が共同開発中の無人運転車両を活用した新しい交通サービスの名称を「Easy Ride(イージーライド)」に決定するとともに、一般モニタが参加できる実証実験を2018年3月5日に神奈川県横浜市のみなとみらい地区周辺で開始する。


「Easy Ride」のイメージ

 「もっと自由な移動を」をコンセプトに、各地域の既存の交通サービスを補完すべく開発を進めている「Easy Ride」は、専用モバイルアプリを使って、目的地の設定から配車、支払いが可能で、目的や気分に合わせて地元のスポットや推奨観光ルートといった行き先を自由に選べる。

 限定環境でのサービス提供を経て、2020年代早期に本格サービスの提供を開始する計画。遠隔管理システムによって、無人運転時でも安心して使えるサービスを目指しており、訪日外国人でも利用できるよう多言語化も予定している。
 

実証実験で使用するモバイルアプリの画面イメージ

 実証実験は、2018年3月5日~18日の2週間、みなとみらい地区で実施する予定で、一般モニタの募集は公式サイトで2018年1月15日まで受け付ける。