キリンがIoTキャップデバイスを開発、スマホでコントロール可能

新製品

2015/10/08 18:50

 キリンは、WHITEと共同で開発した新しい飲料体験の創出を目的とするIoTデバイス「Illumicap(イルミキャップ)」を発表した。2016年内の商品化を目指す。


Illumicap

 スマートフォンを通じて、音楽や人の動きを検知・連動して、ペットボトル全体をさまざまな色で発光させることが可能なペットボトルキャップ。

 取り外せるキャップ部分は、BluetoothモジュールとLEDライトを搭載し、下面に光を投影することによって、ペットボトル全体に光を投影できる。
 


Illumicapによる発光イメージ

 発光方法は、専用のスマートフォンアプリを使って変更が可能で、カラーパネルで光の色や明度を変えられる「Color sync」、スマートフォン内の音楽に合わせて光の色や明滅を変えられる「Music sync」、ユーザーの動きに連動して光の色を変えられる「Motion sync」から選べる。
 


専用アプリのイメージ

 このほか、専用アプリの長時間露光撮影機能を利用して、静止画の中に文字や絵などを描き出し、光のアートを作り出せる「Camera sync機能」を備えており、アプリで撮影した静止画をスマートフォンから直接SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)に投稿できる。