オリンパス、全域F2.8の35mm判換算14~28mmマイクロフォーサーズ超広角ズームレンズ

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2015/05/14 12:50

 オリンパスは、マイクロフォーサーズの小型・軽量・大口径の超広角ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO」(35mm判換算14~28mm相当)を6月下旬に発売する。税別価格は17万円。

マイクロフォーサーズの交換レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO」

 フォーサーズシステムの超広角ズームレンズ「ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F4」の高い性能をそのままに、小型・軽量化を図りながら、全域F2.8の明るさを達成した。フランジバックの短いマイクロフォーサーズならではの設計で、大口径でありながら小型で軽量に仕上げた。

装着イメージ。左から、「OM-D E-M1」(ブラック)と「OM-D E-M5 Mark II」(シルバー)

 DSAレンズ、スーパーEDレンズ、EDレンズ、EDAレンズ、HRレンズなど特殊レンズを贅沢に使用。色収差を抑え、フラットな像面と、点像の描写力を確保した。また、中心から周辺まで光量落ちのない光学性能もあわせ持つ。最短撮影距離は20cm、レンズ先端から約7.5cmで、最大撮影倍率は0.12倍(35mm判換算で0.24倍)。超広角レンズならではの背景を生かしながらの寄りの作画に対応する。サイズは、最大径78.9×全長105.8mmで、重さは534g。

 11か所の密封シーリングがホコリや水滴の侵入を強固にガードする防塵防滴構造を採用。「OM-D E-M1」「E-M5 Mark II」など防塵防滴ボディとの組み合わせると、厳しい撮影環境にも対応できる。「M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO」の発売によって、「M.ZUIKO PRO」カテゴリに明るい開放F値2.8固定のまま3本のズームレンズで14~300mm相当の超広角から望遠までを網羅するラインナップが完成する。