「新生活応援セール」でゼンハイザー急浮上、TWS市場販売数シェアで2位に

アナリストPOSデータ分析

2021/03/03 15:30

 完全ワイヤレスイヤホン(TWS)市場でゼンハイザーのシェアが急上昇し、メーカー別販売台数シェアで初めて2位を獲得した。家電量販店・ネットショップの実売データを集計する「BCNランキング」から明らかになった。


 20年11月2日週から21年2月15日週までは、アップルが3割前後のシェアで独走する一方、ソニー、JVCケンウッド、オーディオテクニカの3社で2位争いを繰り広げていた。ゼンハイザーのシェアに変化が起きたのは2月8日週。前週から1.2ポイント上昇し4.0%と2位集団に急接近した。翌2月15日週には過去最高の9.2%を記録、3社を抜き去り2位に躍り出た。急上昇の要因は、同社が現在実施している「新生活応援セール」。「CX 400BT」シリーズを約4割引で販売することで、売り上げを大幅に伸ばしている。


*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。



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