デジカメ市場で富士フイルムが初めて2位浮上、新発売のチェキが貢献

アナリストPOSデータ分析

2022/01/13 13:10

 デジカメ市場(コンパクトデジカメ、一眼レフ、ミラーレス一眼を合わせた全体)における富士フイルムの販売台数メーカーシェアが急上昇した。2021年12月にソニーを上回り、19年以降で初めて2位に浮上した。家電量販店ネットショップの実売データを集計する「BCNランキング」で明らかになった。


 富士フイルムは、19年1月から20年11月までキヤノンソニーニコンで占める上位3社の後塵を拝していたが、20年12月に「instax mini LiPlay」や「FinePix XP140」の売上が伸びてシェアが15.1%に増加。初めてニコンを上回った。その後、21年11月までシェアは10%前後で推移し、ニコンとの3位争いが続いたが、12月になるとシェアは21.5%まで急上昇、ソニーも抜いて2位に浮上した。
 

 富士フイルムのシェアを押し上げたのは21年12月発売のインスタントカメラ・チェキ「instax mini Evo」。同月のデジカメ市場の機種別販売台数シェアは10.7%で首位を獲得した。エフェクトをかけた「エモい」写真を撮影でき、プリントも可能。ユニークカメラであることが好調な売れ行きに結びついていると考えられる。現在、富士フイルムのデジカメのタイプ別販売台数構成比は、7割から8割前後をコンパクトタイプが占める。カメラメーカー各社がコンパクトデジカメの取り扱いを減少させる中、独自路線でシェアを拡大している。


*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。


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