スマートフォン市場最悪の時期を脱し、2月とほぼ同等の水準で推移

アナリストPOSデータ分析

2020/08/27 17:00

 2020年2月1週(2/3-2/9)の販売台数を基に、スマートフォン市場の台数指数を算出したところ、ここ最近の台数指数は基点とほぼ同水準で推移している。4月は外出自粛に加え販売店の休業や営業時間短縮によって、市場は大きく冷え込んだものの、現在はその状況を脱したことが、家電量販店ネットショップの実売データを集計する「BCNランキング」で明らかとなった。


 スマートフォン市場は4月16日の全国を対象とした緊急事態宣言発令の前から縮小に向かっていた(図1)。政府や自治体による不要不急の外出自粛やキャリアショップや家電量販店の休業や営業時間の短縮が大きく影響したとみてよだろう。4月3週(4/13-4/19)には53.5と基点のほぼ半分の規模にまで縮小。その後、5月1週(5/4-5/10)までの台数指数は60後半と低い水準での推移となった。

 5月11日に3キャリアから「iPhone SE(2nd)」が発売になると、台数指数も5月2週(5/11-5/17)に90.9、翌5月3週(5/18-5/24)は93.2まで回復。加えて、5月25日に緊急事態宣言が全国で解除になったことをきっかけに、5月4週(5/25-5/31)の台数指数は101.9と9週ぶりに基点を上回った。以降、週により振れ幅は大きいものの、台数指数は基点を超える週が多く、2月とほぼ同等の水準で推移している。

*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。



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  • ・スマートフォン 販売台数指数推移
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