新型コロナウイルスの感染拡大により延期された東京五輪だが、レコーダー市場は前年・前々年を上回る活況であることが、家電量販店・ネットショップの実売データを集計する「BCNランキング」で明らかとなった。

 延期されていなければ五輪開催期間中で、昼間仕事している人はレコーダーで録画し、空いている時間に競技を観戦する予定だったであろう。実際には新型コロナウイルスの感染拡大によって、五輪そのものが延期された。しかし、外出自粛要請による巣ごもり需要が発生。テレビ市場の需要増が、レコーダ市場にも波及したと考えられる。
 

 2018年5月1週(5/7-13)を「100.0」とした販売台数指数を算出したところ、20年はほぼすべての週において18年・19年の指数を上回っている(図1)。特に20年の6月3週(6/15-21)と4週(6/22-28)にかけて、台数指数は200を超え、それぞれ204.5、223.6を記録した。7月3週で18年・19年の指数が上回っているのは、該当週の月曜日が海の日にあたり、連休になっていたことが要因。20年は五輪の開会式に合わせ、海の日が7/23に移動になったことで、7月4週(7/20-26)は4連休となり、指数も大幅に伸び、226.9を記録した。

 本来であれば五輪特需に沸くレコーダー市場となったであろうが、コロナの影響で奇しくもレコーダーの需要が高まった。来年東京五輪が開催されるのであれば、今年以上の需要を喚起することは出来るのだろうか?

*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。




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  • ・レコーダー 販売台数指数推移
  • ・レコーダー メーカー別販売台数シェア推移
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