年末年始と年度末(特に3月最終週)に、電源タップ・コード市場は販売数量が増加する。しかし、2020年は新年度に入っても、年度末とほぼ同水準の販売数量を維持している。


 電源タップや延長コードなどを集計した電源タップ・コード市場において、18年1週(18/1/1~1/7)の販売数量を「100.0」とした指数をみると、20年は3月4週まで18年や19年とほぼ同水準で推移していた(図1)。しかし、4月に入っても年度末の高い水準を維持。新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、政府による緊急事態宣言が発令となり、在宅勤務の広がりが大きく寄与しているといえそうだ。いざ在宅勤務を実施してみると、電子機器の多さにコンセントの差込口が不足していたり、作業場の近くに差込口がないなど、電源タップ・コード市場にもコロナ特需があらわれていることが、家電量販店・ネットショップの実売データを集計する「BCNランキング」で明らかとなった。

*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。