2026.10.30 11:30

売れてる分析

USB-C接続の「使い勝手の良さ」が人気に 最新のWQHD・4Kモニター販売台数やメーカーシェアを解説!【BCNランキング】

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 全国の主要家電量販店・ネットショップから実売データを毎日集計しているPOSデータベース「BCNランキング」。今回は最新の9月データからWQHD、4K解像度のモニターの販売台数をピックアップしてチェックする。

WQHD、4K解像度のモニターの最新データをチェック

フルHDは安価 いいとこどりのWQHDで9月に売れたのはデル

 2026年9月販売されたモニターの中でも、最も比率が高かったのはフルHDだ。フルHDが人気を集めるのは、安価なことが理由の一つ考えられているが、WQHDは次いで多い。手軽さとフルHD以上の精細さを両立しており、支持を集めている。
 
WQHD解像度の液晶ディスプレーのメーカー別販売シェア(2026年9月)

 WQHD解像度に絞って、メーカー別販売シェアを見てみるとトップを獲得しているのがデルで、3割近くを占めている。2位はフィリップス(14.2%)、3位はLGエレクトロニクス(7.6%)、4位はTVS REGZA(7.1%)。そして、5位に付けたのはAOCブランドを展開するTPV Technology(6.3%)だ。
 

【WQHDモニター 3位】Dell 27インチ モニター「SE2726D」

 
SE2726D

 9月はどのWQHDモニターが売れたのか、販売台数上位のモデルを見ていこう。3位はデルの「SE2726D」だ。IPSパネルを採用し、最大144HzのリフレッシュレートとAMD FreeSyncに対応し、滑らかな映像表示が可能となっている。
 

【WQHDモニター 2位】TVS REGZA ゲーミングモニター「RM-G276N」

 
RM-G276N

 2位にランクインしたのは、ゲーミングモニター。TVS REGZAの「RM-G276N」はFast IPSパネルを搭載し、最大240Hzのリフレッシュレートと1ms(GTG)の応答速度に対応。DisplayHDR 400やAdaptive Syncに加え、テレビ開発で培った映像技術を活かし、FPSやRPGなどゲームジャンル別の画質モードを搭載している。
 

【WQHDモニター 1位】Dell 27 Plus QHD USB-Cモニター「S2725DC」

 
S2725DC

 1位は、デルのUSB-C対応モニター「S2725DC」だ。USB-C接続では映像出力に加えて最大65Wの給電が可能となっており、ノートPCとの接続もスマートに行うことができる。3位の「SE2726D」と解像度などは共通だが、スピーカーやUSB-Cポートが搭載され、リッチな仕様に。スタンドの角度調整も傾き角度以外にも幅広い調整が可能で使い勝手が良い。

4Kモニターでもデルが首位に クリエイターやゲーマーに定評のBenQもシェア上位に

 一方で、4Kモニターはどうだろうか。解像度が高い分、多くの情報を表示でき、高精細なのが魅力だが、ここまでくると、写真や動画のクリエイティブ用途やゲームを遊ぶといったユーザーにも需要が高くなると思われる。

 具体的なデータは集計の都合上出せなかったが、2026年9月の4Kモニターシェアでは、こちらもデルが首位だ。2位はJAPANNEXT、3位はLGエレクトロニクス、4位にBenQジャパン、5位はフィリップスとなった。
 

【4Kモニター 3位】Alienware 27 4K QD-OLEDゲーミング モニター「AW2725Q」

 
AW2725Q

 9月の4Kモニター販売台数で上位の製品もチェックする。3位は、Alienwareの「AW2725Q」。Alienwareはデルが展開するゲーミングブランド。27インチのQD-OLEDゲーミングモニターとなっており、リフレッシュレートは最大240Hzとゲーミング用途らしい性能となっている。有機ELならではの鮮やかな色彩と高コントラストも楽しめる、ハイエンドゲーマー向けのモデルだ。
 

【4Kモニター 2位】Dell 27 Plus 4Kモニター「S2725QS」

 
S2725QS

 2位もデルだ。「S2725QS」は、IPSパネルを採用した27インチモニターで、4Kながら最大リフレッシュレート120Hzを発揮する。デュアル5Wスピーカーを内蔵しており、サウンドも楽しめる。
 

【4Kモニター 1位】Dell 27 Plus 4K USB-Cモニター「S2725QC」

 
S2725QC

 1位もデルの「S2725QC」となった。2位の「S2725QS」と比較するとUSB-C端子の有無が異なる。こちらはUSB-C搭載モデルだ。最大65W給電に対応し、PCとの接続も簡単になっている。4Kモニターではトップ3をデルが占める結果となった。

【アナリストの視点】USB-C接続など 解像度以外にも使い勝手の良さを重視

大嶋敬太アナリスト

 今回のデータについて、BCN総研の大嶋敬太アナリストは「使い勝手」をポイントに挙げた。

 WQHDでは、USB-Cケーブル1本で映像出力と最大65Wの給電が可能な「S2725DC」、4Kでも同様にUSB-C接続が可能な「S2725QC」がトップとなっている。「S2725DC」は、スタンドの高さ調整や画面の回転にも対応しており、「S2725QC」は、USB-A端子2基と周辺機器を接続できるUSB Type-C端子も備え、モニターをUSBハブとして利用できる利点がある。逆に機能性を絞り、価格を抑えたモデルがランクインした点も見逃せない。

 また、ランクインしたゲーミングモニターも使い勝手の良い機能を持っている。

 WQHDモニターTVS REGZA「RM-G276N」は、「暗い場面の視認性を高める機能や、ゲームジャンルに応じた画質モードなども搭載しており、動きの速いゲームを高精細な映像で楽しみたいユーザーから支持を集めたのでは」と大嶋氏。

 4KモニターではAlienware「AW2725Q」だが、量子ドットを組み合わせた有機ELパネルは、高精細な映像と滑らかな描画を重視するユーザーの需要を取り込んだとみられるという。
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