2026.9.27 18:30
スマホ・PC月末のギガ欠を0.1GB無料や0.5GB13円のeSIMで乗り切れ[道越一郎のカットエッジ]
月末になると「ギガ欠」に悩む方も少なくないだろう。知らず知らずのうちに月間データ通信容量を使い切ってしまい、スマートフォン(スマホ)の「ギガ」がなくなってしまった……。現代人の「あるある」だ。そんな時に使える激安でできる「ギガのちょい足し方法」をいくつかご紹介したい。
まず、一番オススメなのが使い切り型eSIMの活用だ。狙い目は旅行者向けのeSIM。例えばTrip.comで販売しているeSIMが激安だ。旅行の予約サイトだから、大半は海外に出かける人向け。しかし、その中に日本で使えるものもまざっている。これがギガのちょい足しにうってつけなのだ。例えば「アジア10地域 5G eSIM」。有効日数や容量を選んで買うシステムだが、最安の「1日有効・0.5GB」が13円だ。これなら1日2日のギガちょい足しにちょうどいい。9月24日現在「期間限定セール 50%オフ」と記されているが、セールじゃない価格は見たことがない。もっともセールじゃなくなったとしても26円だ。
Trip.comの「アジア10地域 5G eSIM」。
容量と有効期限を選んで購入する。最安の1日、0.5GBが13円だ
しかも混雑に強いau回線が利用できる。アジア10地域とある通り、日本のほか、インドネシア、マカオ、中国本土、マレーシア、フィリピン、シンガポール、韓国、タイ、ベトナムの各地域で使えてこの価格。全部確認したわけではないが、おそらくTrip.comではこれが最安値だと思う。ほかにも「日本 5G eSIM」というものもある。同じく「1日有効・0.5GB」で日本限定ながら、なぜか1円高い14円。それでも十分破格値だ。いずれも特に低価格に見せる客寄せ商品として、最低プランだけを特別に安く設定しているわけだ。もちろんちゃんと使えるから心配はいらない。しかし、例えばどちらも1日・1GBだと、165円、85円と、普通の価格になってしまう。購入時には価格をよく確認してほしい。また、旅行予約サイトなので、どこで買うのかちょっとわかりにくい。「遊び・体験」カテゴリーの中にひっそりと「eSIM」の項目が隠れている。そこで購入可能だ。
同じくTrip.comの「日本 5G eSIM」は最低価格が14円。
これも十分安い
そもそも「0.5GBじゃ足りないんじゃないの?」という話もある。実は、結構使いでがある容量だ。例えばYouTubeの最低画質、144pに設定すれば、3~5時間程度は視聴できる計算。トーク系や解説系の動画、音楽チャンネルならこれで十分。スマホ向けの標準的な画質360pでも1~2時間は視聴できる。Spotifyなら、96kbpsの標準音質設定で11~12時間聴けるし、Webサイトの閲覧なら、画像や広告が多いECサイトなどでも150~300ページほどは閲覧できる。さすがに、0.5GBでは足りないということなら、使い切ったら買い足せばいい。2つ買って1GBでも26円なら、登録や切り替えの面倒も苦にならないだろう。
YouTubeで144pの設定にすれば、画像はかなり粗くなるが、
データ容量を最小限にしながら長時間視聴できる
次にオススメなのが、月額基本料0円でおなじみの「povo2.0」(以下povo)を活用した「タダギガGET作戦」だ。「povo Data Oasis」というサービスを使う。全国のローソンや関東エリアの私鉄・地下鉄の駅に実際に行ってそこでログイン。「データをチャージする」をタップするだけで、有効期限24時間のギガが0.1GBもらえるというもの。1回線につき1日1回まで。毎月最大10回、合計1GB分無料でチャージできる。スマホのGPSで位置情報を検知しているため、実際にそこに行かなければならない。これはかなり面倒。しかし、ローソンや私鉄・地下鉄の駅を日常的に使っているなら、そのついでにチャージだ。povoは1人で5回線まで契約できる。ということは、最大で月5GBまでなら無料になる。「わざわざその場所まで行って、たった0.1GBぽっちなの?」。そう思う方も多いだろう。実はこの0.1GB、居酒屋でいえば「こぼし酒」。升の中にコップを置き、どぼどぼと日本酒をあふれさせて提供するあれだ。体感的には倍ぐらいのデータ量が使える。例えば、YouTubeの最低画質144pなら、2時間半ほど視聴できたことがある。データ量を使い切ったらスパッと終わるのではなく、何らかのバッファーがあるようだ。
povoの「povo Data Oasis」。
ローソンや駅に実際に行かなければチャージできず0.1GBと小容量だが、意外に使える
povoは、言わずと知れたauを展開するKDDIが提供する格安料金プラン。使う分だけデータを買い足す「トッピング」システムが特徴だ。au回線なので、通信速度が激遅になる「パケ詰まり」が生じにくい。他社回線ユーザーのサブ回線としてもオススメだ。月額基本料なしで電話番号も持つことができる。ただし、180日ごとに、何らかの有料トッピングを購入しないと使用できなくなるので注意が必要だ。最安のトッピングは、不定期に販売される100円の「povoガチャ+データ追加0.1GB(24時間)」。購入直後から0.1GB使えて、データ追加のガチャがついてくる。例えば特賞は「データボーナス 3GB(30日間)」、ハズレの4等でも「データボーナス 0.5GB(24時間)」。180日で100円とすれば、維持費は1回線あたり月16.7円で済む計算。「ローソンのお買物券500円付き 0.3GB/24時間」というトッピングは500円で購入できるので、これなら実質無料で維持できる。
Trip.comでeSIMを購入すると、このような「バウチャー」がメールで送られてくる。
記載された設定方法に従ってQRコードを読み込めば設定完了だ
Trip.comのeSIMは、購入するとすぐに発行され、ドキュメントのQRコードを読み込めば即使えるようになる。1日有効・0.5GBプランなら10円玉2枚でおつりがくるし、eSIM切り替えの練習にも使える。失敗してもさほど惜しくない。基本的に海外キャリア発行のeSIMなので、ローミングをONにするのを忘れずに。povoなら「データ専用プラン」がeSIM専用で、本人確認書類の提出や審査不要。申し込めばすぐにeSIMが発行される。ただし、申し込み手続きで最初だけ何らかの有料データトッピングの購入が必要だ。「通話+データプラン」は、初回トッピングは不要だが、マイナンバーカードの撮影に加え顔写真も撮影するなどで本人確認が必要。開通までeSIMだと数十分~数時間、物理SIMだと到着まで2~3日かかる。「今月のギガを使い果たした! それでも今すぐギガが必要」と、契約中の回線で焦って追加のギガを購入、ということになると、かなり割高になってしまうことが多い。そんな時には、ご紹介したeSIMの購入で乗り切ってほしい。(BCN・道越一郎)
写真ギャラリー
まず、一番オススメなのが使い切り型eSIMの活用だ。狙い目は旅行者向けのeSIM。例えばTrip.comで販売しているeSIMが激安だ。旅行の予約サイトだから、大半は海外に出かける人向け。しかし、その中に日本で使えるものもまざっている。これがギガのちょい足しにうってつけなのだ。例えば「アジア10地域 5G eSIM」。有効日数や容量を選んで買うシステムだが、最安の「1日有効・0.5GB」が13円だ。これなら1日2日のギガちょい足しにちょうどいい。9月24日現在「期間限定セール 50%オフ」と記されているが、セールじゃない価格は見たことがない。もっともセールじゃなくなったとしても26円だ。
容量と有効期限を選んで購入する。最安の1日、0.5GBが13円だ
しかも混雑に強いau回線が利用できる。アジア10地域とある通り、日本のほか、インドネシア、マカオ、中国本土、マレーシア、フィリピン、シンガポール、韓国、タイ、ベトナムの各地域で使えてこの価格。全部確認したわけではないが、おそらくTrip.comではこれが最安値だと思う。ほかにも「日本 5G eSIM」というものもある。同じく「1日有効・0.5GB」で日本限定ながら、なぜか1円高い14円。それでも十分破格値だ。いずれも特に低価格に見せる客寄せ商品として、最低プランだけを特別に安く設定しているわけだ。もちろんちゃんと使えるから心配はいらない。しかし、例えばどちらも1日・1GBだと、165円、85円と、普通の価格になってしまう。購入時には価格をよく確認してほしい。また、旅行予約サイトなので、どこで買うのかちょっとわかりにくい。「遊び・体験」カテゴリーの中にひっそりと「eSIM」の項目が隠れている。そこで購入可能だ。
これも十分安い
そもそも「0.5GBじゃ足りないんじゃないの?」という話もある。実は、結構使いでがある容量だ。例えばYouTubeの最低画質、144pに設定すれば、3~5時間程度は視聴できる計算。トーク系や解説系の動画、音楽チャンネルならこれで十分。スマホ向けの標準的な画質360pでも1~2時間は視聴できる。Spotifyなら、96kbpsの標準音質設定で11~12時間聴けるし、Webサイトの閲覧なら、画像や広告が多いECサイトなどでも150~300ページほどは閲覧できる。さすがに、0.5GBでは足りないということなら、使い切ったら買い足せばいい。2つ買って1GBでも26円なら、登録や切り替えの面倒も苦にならないだろう。
データ容量を最小限にしながら長時間視聴できる
次にオススメなのが、月額基本料0円でおなじみの「povo2.0」(以下povo)を活用した「タダギガGET作戦」だ。「povo Data Oasis」というサービスを使う。全国のローソンや関東エリアの私鉄・地下鉄の駅に実際に行ってそこでログイン。「データをチャージする」をタップするだけで、有効期限24時間のギガが0.1GBもらえるというもの。1回線につき1日1回まで。毎月最大10回、合計1GB分無料でチャージできる。スマホのGPSで位置情報を検知しているため、実際にそこに行かなければならない。これはかなり面倒。しかし、ローソンや私鉄・地下鉄の駅を日常的に使っているなら、そのついでにチャージだ。povoは1人で5回線まで契約できる。ということは、最大で月5GBまでなら無料になる。「わざわざその場所まで行って、たった0.1GBぽっちなの?」。そう思う方も多いだろう。実はこの0.1GB、居酒屋でいえば「こぼし酒」。升の中にコップを置き、どぼどぼと日本酒をあふれさせて提供するあれだ。体感的には倍ぐらいのデータ量が使える。例えば、YouTubeの最低画質144pなら、2時間半ほど視聴できたことがある。データ量を使い切ったらスパッと終わるのではなく、何らかのバッファーがあるようだ。
ローソンや駅に実際に行かなければチャージできず0.1GBと小容量だが、意外に使える
povoは、言わずと知れたauを展開するKDDIが提供する格安料金プラン。使う分だけデータを買い足す「トッピング」システムが特徴だ。au回線なので、通信速度が激遅になる「パケ詰まり」が生じにくい。他社回線ユーザーのサブ回線としてもオススメだ。月額基本料なしで電話番号も持つことができる。ただし、180日ごとに、何らかの有料トッピングを購入しないと使用できなくなるので注意が必要だ。最安のトッピングは、不定期に販売される100円の「povoガチャ+データ追加0.1GB(24時間)」。購入直後から0.1GB使えて、データ追加のガチャがついてくる。例えば特賞は「データボーナス 3GB(30日間)」、ハズレの4等でも「データボーナス 0.5GB(24時間)」。180日で100円とすれば、維持費は1回線あたり月16.7円で済む計算。「ローソンのお買物券500円付き 0.3GB/24時間」というトッピングは500円で購入できるので、これなら実質無料で維持できる。
記載された設定方法に従ってQRコードを読み込めば設定完了だ
Trip.comのeSIMは、購入するとすぐに発行され、ドキュメントのQRコードを読み込めば即使えるようになる。1日有効・0.5GBプランなら10円玉2枚でおつりがくるし、eSIM切り替えの練習にも使える。失敗してもさほど惜しくない。基本的に海外キャリア発行のeSIMなので、ローミングをONにするのを忘れずに。povoなら「データ専用プラン」がeSIM専用で、本人確認書類の提出や審査不要。申し込めばすぐにeSIMが発行される。ただし、申し込み手続きで最初だけ何らかの有料データトッピングの購入が必要だ。「通話+データプラン」は、初回トッピングは不要だが、マイナンバーカードの撮影に加え顔写真も撮影するなどで本人確認が必要。開通までeSIMだと数十分~数時間、物理SIMだと到着まで2~3日かかる。「今月のギガを使い果たした! それでも今すぐギガが必要」と、契約中の回線で焦って追加のギガを購入、ということになると、かなり割高になってしまうことが多い。そんな時には、ご紹介したeSIMの購入で乗り切ってほしい。(BCN・道越一郎)
道越 一郎
Ichiro Michikoshi
古屋の手作り万年筆と天秤にかけ、選んだNECの文豪mini5HTでCP/Mを操りCompuServeで遊んでいたのが原点。以来、筋金入りのモバイラーとして活動すること40年。人生の師と仰いだジョアン・ジルベルト亡き後、回転しながら浮遊して生息する。近年は音の人を自称。
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