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AQUAが同社初となるキャニスタータイプのクリーナーを発売 300Wの吸込仕事率でペットの抜け毛やホコリの掃除に便利なケトリノズルを付属

新製品

2025/09/05 18:30

 アクアはクリーナーの新製品AQC-CT1Aを9月10日から発売する。新製品は同社初のキャニスタータイプでケトリノズルと2WAYノズルが付属。価格はオープンだが、市場想定価格は1万8700円だ。

 アクアはクリーナーの新製品AQC-CT1Aを9月10日から発売する。新製品は同社初のキャニスタータイプでケトリノズルと2WAYノズルが付属。価格はオープンだが、市場想定価格は1万8700円だ。
 
AQUA初のキャニスタークリーナーAQC-CT1A

ごみ捨てがラクな紙パック式で吸込仕事率は300W

 近年、クリーナーの主流は充電台からサッと取り出して掃除ができるスティックタイプだ。しかし、ブラシを外した状態で空気を吸う力をWで表した吸込仕事率はスティックタイプの50~100Wに対し、キャニスタータイプはその数倍。吸引力ではキャニスタータイプに軍配が上がるのだ。

 知ってのとおり、キャニスタータイプは本体が大きい。その分、吸引力を左右するモーターもスティックタイプより大型で、それが吸引力の差となっている。

 アクアの新製品AQC-CT1Aは吸込仕事率が300Wと、スティックタイプに比べて吸引力ははるかにパワフル。集じん方式は容積0.6Lの紙パックで、捨てる際は紙パックをゴミ箱へいれるだけ。サイクロン方式のような毎回の手入れは不要だ。
 
AQC-CT1Aは本体からノズルまで
ブラックを基調としたカラーリング

 手元の操作ハンドルには、電源の入/切ボタンと弱・標準・強の3段階のパワーに切り替えるプラスとマイナスのボタンが配置されている。運転開始時は弱モードで、プラスボタンを押すとモードが1段階ずつ上がり、マイナスボタンで1段階ずつ下がる。非常にシンプルで直感的な操作ができる。

 ホースと接続するパイプは用途に合わせて伸ばせ、通常使用の床用ノズルは中の回転ブラシが吸引力で回るため、特に力を入れることなくゴミやホコリを吸引する。

 回転ブラシが汚れてきたらノズル底面の片側にあるストッパーをスライドさせて立てると回転ブラシは簡単に外れ、水洗いが可能。取り付けるときは外すときと逆にするだけである。
 
AQC-CT1Aの操作部や各パーツはシンプルだが機能的

ケトリノズルはカーペットや布団、ペットの毛などの掃除に最適

 付属品はケトリノズルと2WAYノズルに紙パックが3枚。ケトリノズルは底面にホコリや毛を絡め取る繊維が配置されており、カーペットやソファ、布団などホコリや毛が繊維の中に潜り込むような箇所での使用が効果的。ペットの毛ゴミを掃除する場合は一度、奥から手前に引いてケトリブラシに毛を集めた後、逆に手前から奥にスライドさせることで毛ゴミが吸引される。

 2WAYノズルは1本でホコリを掻き出すブラシノズルと吸引口が細く、隙間や溝の掃除に最適なスキマノズルと使い分けが可能だ。
 
AQC-CT1Aは付属品として2つのノズルが同梱

 非使用時は一般的な従来のキャニスタータイプと同様に本体を立て、底面のフックホルダーに床ノズルのフックを差し込んで固定する。さらに本体背面にもフックホルダーがあり、ここに床ノズルのフックを差し込んでおくこともできる仕様となっている。

 安定性という点では本体を立てて固定する方がベターであることは言うまでもない。だが、突然の電話や洗濯の終了などで掃除を一時的に中断することもあるだろう。そのような場合、コードを抜いて巻き取り、本体を立ててパイプを固定する手間が生じるが、本体背面のフックホルダーを利用すれば使っている状態で一時的にパイプやホースを固定することができる。これは意外と便利な機能だ。
 
AQC-CT1Aは段差もラクラクの大きなタイヤで安定感のある形状

 スティックタイプは確かに便利だが、その反面で自動モードでの稼働時間や吸引力が課題だ。アクアのAQC-CT1Aはキャニスタータイプからの買い替えはもちろん、スティックタイプと併用するという使い方もある。日頃はスティックタイプで掃除し、1週間に一度キャニスタータイプで掃除をするという使い分けだ。

 クリーナーの買い替えはもちろん、スティックタイプユーザーも一度、選択肢として検討してみてはいかがだろうか。
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