ユーザーの声を製品に反映して6年ぶりにフルモデルチェンジ! 東芝が洗浄力と使い勝手にこだわった全自動洗濯機ZABOONの新製品を発売
フルモデルチェンジで操作性が大きく向上
フルモデルチェンジで大きく変わったのは、パルセーターだけではない。衣類の投入口がロー&ビッグになったのだ。操作パネルを手前ではなく奥に配置し、投入口の周囲を覆う形で内部に配置されているバランスリングの形状も見直した。その結果、投入口は奥行き357mm、幅441mmで毛布などの大物の出し入れがしやすくなった。また、投入口手前の高さは24年モデルより29mm低い826mmで、投入口から槽の底までの深さは約489mmと浅くなったため、衣類が取り出しやすく、小さな衣類の取り忘れもないという。
同社では身長150~180cmの誰もが取り出しやすいように設計したと説明する。実機の前に立つと投入口の手前が非常に低く、投入口には緩やかな傾斜が付けられており、一見して衣類の出し入れがしやすいことが分かる。
投入口が広がり、毛布の出し入れも容易になった(下)
本体奥の操作パネルには約35度の角度が付けられており、視認性は良好だ。ふたを開けた状態でも操作でき、さらにふたには槽内が見えるクリアウィンドウを採用し、洗剤・柔軟剤自動投入機能付きの12DPB5と10DPB5はふたを開けずに自動投入タンクの残量が確認できる。
操作性に優れフラットパネルで手入れもラク
また、洗濯時に糸くずをキャッチする糸くずフィルターも形状を改良した。フィルターのサイズが大きくなり、ケースをスライドするとケース内のリブが糸くずを掻き出して糸くずに触れず手入れができるようになった。
リブに糸くずが引っかかって掻き出す
ナノサイズの泡が繊維の奥の汚れを落とす
同社が2017年モデルから採用しているウルトラファインバブル洗浄は、洗浄とすすぎにもウルトラファインバブルを使ったウルトラファインバブル洗浄Wに進化し、さらに前述の銀イオンで水道水を抗菌水に変える抗菌ウルトラファインバブル洗浄Wと変わってきた。今回の新製品でもこの抗菌ウルトラファインバブル洗浄Wを継続搭載している。ウルトラファインバブルはナノサイズの泡が洗剤の成分である界面活性剤を繊維の奥まで運んで、皮脂汚れをしっかり落として黄ばみを抑制する。すすぎでは逆にウルトラファインバブルが繊維に残った洗剤の成分を吸着して取り除くため、柔軟剤の成分が繊維の奥まで浸透するという効果がある。
油汚れが同程度付いた布を、それぞれ水道水とウルトラファインバブル水に入れて同じ回転数で回すと、ウルトラファインバブル水では水道水よりも短い時間で油が分離。ウルトラファインバブルがしっかりと汚れを引き剥がすことが確認できた。
12DPB5と10DPB5はWi-Fiでスマートフォンとも連携する。事前に本体を設定しておけば、外出先からでも運転をスタートすることが可能。同社によると、スマートフォン連携機種では夜のうちに洗濯物を入れておき、起床時にベッドの中からスマートフォンでスタートさせる使い方をしているユーザーもいるとのことだ。
特にユーザーから評価されているのは、洗濯終了時にスマートフォンに通知が来る機能。乳幼児がいる家庭では子どもの睡眠を妨げないよう終了ブザーをオフにしても洗濯終了の通知が届くため、非常に便利という。
ちなみに同社のインバーター式全自動洗濯機は駆動ベルトがなく、モーターと槽が直結した低振動・低騒音のDDモーターを採用。運転音は洗濯時が約31dB、脱水時は約37dB。ささやき声が約30dB、図書館の中が約40dBという目安と比べると、非常に静かだ。
なお、同社では現在、新商品の発売を記念してキャッシュバックキャンペーンを実施中。選べるe-GIFT5000円分が購入者全員にもれなく当たる。購入期間は9月30日までで、応募期間は10月31日まで。詳しくは同社のホームページを参照されたい。
6年ぶりのフルモデルチェンジで洗浄力と使い勝手が大きく向上した東芝ライフスタイルの全自動洗濯機。特に大型の洗濯機では家電量販店などで実機を見てから購入するケースが多いと思われるので、実際に店頭で投入口や操作パネルに触れて、衣類の出し入れや操作性などを確認してみよう。





