人気のコーヒードリッパー「ORIGAMI」 春は海辺でコーヒータイムはいかが?

レビュー

2024/03/28 18:00

【拝啓、徳島より・23】プロから初心者まで大人気のコーヒードリッパー「ORIGAMI」。見た目の美しさもさることながら、使い勝手の良さもすごい。プロのバリスタにも愛用者が多い名品として知られる一方、初心者でも使いやすい“万能感”が魅力です。入荷待ちになることも多いORIGAMIドリッパーを、ようやくようやく、手に入れることができたので、お気に入りのコーヒーギアたちと共に「海辺でコーヒー」を楽しんできました。

入荷待ちも多い「ORIGAMIドリッパー」を入手!
さっそく海辺で楽しんできました

初めての「ORIGAMIドリッパー」

 ORIGAMIドリッパーはケーアイが販売しているコーヒードリッパーです。その名の通り、折り紙のように波打つデザインが特徴で、世界大会でチャンピオンに輝いたバリスタが愛用していたことから人気に火がつきました。
 
Dripper Air S ブラック

 私が初めてORIGAMIドリッパーを知ったのは京都旅行の時。界隈では有名な自家焙煎珈琲店で、髭の生えたダンディな店主におすすめされたのがきっかけでした。

 「おいしいコーヒーを淹れたいと思うなら、ぜひ使ってごらん」

 この道40年の老舗喫茶店の店主が「これを使えば誰でもおいしいコーヒーになるよ」と言うのだから間違いありません。早速、ネットで購入してみることにしました。

 ORIGAMIドリッパーはカラーバリエーションが豊富で、ホワイトやブラックなどシンプルなものから、鮮やかな赤やパステル調の緑やピンクなど様々。

 どれもかわいくて悩んだのですが、結局、無難にブラックをチョイス。アウトドアにも使いやすい樹脂製の「Dripper Air S」を購入しました。
 
木製のドリップフォルダー(別売り)もかわいい

 実物をみて、まずはそのフォルムにうっとり。樹脂製なので軽く、お手入れもしやすそうです。セットで買った木製のドリップフォルダーもいい仕事をしてくれています。
 
細部にまでこだわりを感じます

 側面に入った「ORIGAMI JAPAN」の文字もかっこいい!しばし眺めてから早速コーヒーを淹れてみました。
 
抽出後の様子。
フィルターによっても違いが出そう

 前評判通り、お湯が落ちるスピードは若干速め。今回は円錐フィルターを使ったので、ウェーブフィルターとの違いもゆくゆく試してみたいと思います。

 この日の豆は中煎りのグアテマラ。素人舌ではありますが、感想としては雑味が少なくすっきりした味わいで、後味に酸味が心地よく広がります。自分なりに「うん、おいしく淹れられた!」と大満足でした。
 

徒歩3分のビーチでコーヒーブレイク

 私が住む町は徳島市内から車で約1時間の小さな港町。家から3分の距離に太平洋を望む砂浜があります。晴れた日には、よくお気に入りのコーヒーギアを持って“海辺コーヒー”を楽しむのが私のちょっとしたマイブームです。
 
お気に入りのコーヒー道具

 ORIGAMI以外のコーヒー道具は、私が外遊びをしはじめた時から使っているものがほとんど。いろいろと道具を使い比べて激戦したギアというよりかは、手に馴染んだものをそのままずっと使い続けている感じです。「最初に買った」というだけで愛着が湧いちゃうんですよね。

 私の海辺コーヒー道具のラインアップは以下の通り。

・イワタニプリムス 153ウルトラバーナー
・イワタニワタニプリムス ライテック トレックケトル&パン
・ポーレックス コーヒーミル
・カリタ コーヒーサーバー
・Wildo フォールダーカップ
・SOTO ポップアップソロテーブル フィールドホッパー
・月兎印 ケトル 0.7L
・タンブラー or 水筒

 たまに、車で遠くの浜辺に行くこともありますが、基本的に家から徒歩圏内の場所で外コーヒーを楽しむことが多いです。家で沸かした熱湯をタンブラーに入れていくこともありますが、時間短縮とガスの節約になるとはいえ、なんだかちょっとズルした気分にもなります。

 お湯が沸くのをゆっくり待つのも外コーヒーの楽しみの一つなので、その時々の気分で楽しみ方をいろいろと変えています。
 
久しぶりの晴れ間に外コーヒーは最高

 家を出ていざ海へ。前日まで春の嵐が吹いていたのですが、本日は快晴。久しぶりの青空と神社の木々の緑が眩しいくらいでした。
 
家のすぐ近くの海。
田舎暮らしの醍醐味はロケーションの良さですね

 嵐が去った後の太平洋は少し荒れ気味です。白いしぶきをあげながら砂浜にどーんと波が打ち寄せてきます。遠くには漁船が2隻。ぼんやり船を眺めていたら「そういえば、冷蔵庫に漁師さんがくれたアジがあったなー」と思い出し、夜の献立をあれこれ考えながらお湯が沸くのを待ちました。
 
ORIGAMIドリッパーはやっぱりかっこいい

 ポーレックスのコーヒーミルで豆をショリショリと挽いて、ドリッパーにセットします。太陽の下で見るORIGAMIドリッパーもやっぱりいい感じ。光を受けてスケルトン風に見えるのもまたかっこいい。
 
ブラックのドリッパーと
木製フォルダーが外コーヒーにぴったり

 外に持ち出してみて、改めてドリッパーの色をブラックにしてよかったなと思いました。他の道具の色とも馴染むし、何よりも自然のなかで浮かない。景観を邪魔しないってアウトドアギアの要素としては(特にコーヒータイムには)大切なのかもしれないですね。
 
Wildoの小さめカップはコーヒーに最適

 ちなみに、この日はWildoのフォールダーカップも外で初使用してみました。キャンパーに大人気の商品だけあって、軽くて持ち運びに便利。小さめのカップがコーヒーとも相性抜群でした。1000円でお釣りがくるお手頃価格なので、これからキャンプを始める方にはぜひおすすめです。
 

なんでもない時間が楽しいって最高

 小一時間ほどコーヒー片手にぼーっと海を眺めて、その日のアウトドアタイムは終了。途中、通りすがりのご近所さんと立ち話をしたり、よく散歩ですれ違うワンちゃんに挨拶したり、ほのぼのとした田舎町らしい時間を過ごせました。

 お気に入りの道具を使って、お気に入りの景色を眺めながら飲むコーヒーはまさに「最高!」の一言。日常の何気ない一コマですが、海の色も、風の音も、潮の香りも、一日として同じ日はなく、そんな小さな変化を全身で感じられることがすごく贅沢だよなあと思います。

 これからも、なんでもない時間を思いっきり楽しんでいきたい。そう思えた久しぶりのコーヒータイムでした。(フリーライター・甲斐イアン)

■Profile
甲斐イアン
徳島在住のライター、イラストレーター。千葉県出身。オーストラリア、中南米、インド・ネパールなどの旅を経て、2018年に四国の小さな港町へ移住。地域活性化支援企業にて、行政と協力した地方創生プロジェクトの広報PR業務に従事。21年よりフリーランスとなり、全国各地の素敵なヒト・モノ・コトを取材しています。
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