自宅や会社のコーヒー豆がお金に変わる、「KUMAROMA(クマロマ)」が買取実施

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2022/02/02 11:00

 全日本自家焙煎珈琲協会(RCAJ)は、同協会に加盟している自家焙煎珈琲店「KUMAROMA(クマロマ)」が、埼玉県坂戸市エリアの一般家庭やオフィスを対象に、自宅や職場で所持している珈琲豆を買い取ることを記載したチラシを、2月7日から配布すると発表した。

自家焙煎珈琲店「KUMAROMA(クマロマ)」

 これまで、珈琲関連機器の下取りサービスを行う企業はあっても、「珈琲豆」自体を下取りする企業はあまりなかった。今回、「KUMAROMA」では、自宅やオフィスで眠っている珈琲豆を換金できるサービスを実施する。珈琲豆は、生豆でも、挽き豆でもOK。下取り査定金額は100g=150円から。買い取り時の支払いについては、150円分の割引券を提供する。この割引券は、店内で買い物・飲食する際に使用することができる。

 埼玉県坂戸市のスペシャルティ珈琲専門・自家焙煎専門店の「KUMAROMA」は、緑の外観が目印の店。注文を受けてからオーダーメイドで焙煎し、10種類以上のこだわりの珈琲を店内で味わえる。多忙なときには“焙煎3時間待ち”の店として地域に根差し、人気を博していたが、新型コロナウイルスの感染拡大以降、厳しい経営状況が続いている。

 一時は閉店を考えたものの、「これまで贔屓にしてくれた地域の人々のためにも、店を存続させたい」と考え、「珈琲屋が珈琲豆を買い取る」という新たな取り組みを開始。RCAJが、2月7日から坂戸市エリアを対象に、この取り組みの案内を記載したポスティングチラシを配布する。