主婦の目線から「3COINS」で発見した「感動アイテム」

レビュー

2021/09/03 19:00

 3COINSには主婦の目線で考えられた商品が多く、忙しい毎日の家事を時短で手助けしてくれる便利なアイテムがある。デザインもシンプルでオシャレで、日々の家事が楽しく感じられるのも魅力のひとつ。今回は3COINSの中から、ズボラな筆者が実際に使ってみて、その良さに感動した「シリコン菜箸」と「シューズランドリーネット」の二つを紹介する。
 

一つで二つの役割の「シリコン菜箸」

菜箸とスプーンが一つになった「シリコン菜箸」(筆者撮影)

 料理をするときに欠かせないアイテムといえば菜箸。近年、色々な菜箸を見るが、料理を時短できるおすすめの菜箸が3COINSにはある。シリコン素材の菜箸なのだが、上端部に味見ができる小さなスプーンが付いているのだ。

 調理の最中にちょっと味見をするときに、新しい小皿やスプーンを取り出して使うのは、洗い物が増えるだけで面倒だ。

 シリコン菜箸なら1本で菜箸としての役目だけでなく味見もできるため、忙しい料理中におすすめのアイテムである。
 
程よい軽さで手にフィットする(筆者撮影)

 シリコン菜箸の長さは約28cmで長くもなく短くもない、ちょうどいいサイズ。先端部分はシリコンで、持ち手部分はナイロンでできている。ナイロン素材だから軽くてしっかりしていて手に馴染み、長時間握っていても持ちにくさを感じない。

 また、滑りにくく、つかみやすいので手が疲れにくいし、耐熱仕様なので先端部分は230℃まで耐えられる。揚げ物調理でも大活躍する。

 シンプルなデザインの菜箸は、キッチンに馴染む。調理器具入れにあるとモダンテイストが味わえて料理が一段と楽しくなる。

 筆者は4年ほど木製の菜箸を使い続けているのだが、卵や揚げ物の衣などが先端にこびりついてしまい洗い流すのに一苦労。
 
木製の菜箸はこびりついて汚れが落ちにくい(筆者撮影)

 長く使っているせいか、先端部分がはがれて木くずのようなものが取れてしまうこともある。料理に混入しないように神経を使う。

 その点、シリコン菜箸は先端に卵がこびりつかず、簡単に洗える。木製の菜箸は長くて扱いにくかったが、シリコン菜箸は約28cmのちょうどいい長さなので、混ぜるのもつかむのもスムーズにできる。
 
シリコンだから卵液がつきにくい(筆者撮影)

 また、耐熱性だから食洗機による洗浄が可能で、洗い物が面倒なズボラ主婦の筆者には嬉しい。

感動ものの「ミニスプーン」

 
ミニスプーンは用途別で大活躍(筆者撮影)

 シリコン菜箸の上端部の味見ができるミニスプーンは、多すぎない量を取り出せる。そのため味見だけでなく、例えば小さじスプーンよりも少量の調味料を足したいときにも便利だ。ミニスプーンを使って味付けすれば、調理が手短に済ませられるし、無駄な洗い物も増えない。

 小さな器に溶かしにくい砂糖などを入れて混ぜるようなときにも、普通のスプーンで混ぜるより早く溶かせられる。

 菜箸1本で箸とミニスプーンの役割を果たしてくれるシリコン菜箸は、いちいちスプーンを取る煩わしさがなくなり、毎日の料理を楽しくしてくれるだろう。

洗濯機で靴を洗える「シューズランドリーネット」

 
3COINSのシューズランドリーネット(筆者撮影)

 家事で面倒なことといえば、子どもの上履きや運動靴の洗濯。結構、時間と手間がかかるものだ。ブラシでこする作業はなかなかの力仕事だし、がんこな汚れは細かい部分まで取れないこともある。

 我が家でも、毎週子どもが上履きやシューズを学校から持って帰ってくるため、洗うのが億劫になることがある。そんなときに3COINSで見つけたのが「シューズランドリーネット」だ。

 これがあれば、ブラシを使って靴洗いをする必要がなくなる。なんと洗濯機で靴をきれいに洗える画期的なアイテムなのだ。

 ただし、シューズランドリーネットはドラム式洗濯乾燥機での使用が不可。また乾燥機や乾燥機能の使用もできない。洗濯時のみ使用可能である。この点はパッケージの裏に注意書きがあるので、よく読んでから購入してほしい。
 
注意点はドラム式洗濯乾燥機で使えないこと(筆者撮影)

 シューズランドリーネットのサイズは約27×27×8cm。大人の靴もすんなりと入るサイズで、家族分の靴を洗濯できる。
 
クッション性のあるスポンジが特徴的(筆者撮影)

 見た目は普通のランドリーネットと変わらない。シンプルなネットだが中央の「SHOES LAUNDRY NET」のロゴがアクセントとなり、スタイリッシュな雰囲気もある。

 シューズランドリーネットには、丸い形のスポンジが全部で8カ所備わっている。このスポンジがクッションの役割を果たし、シューズを入れて洗濯機に入れても靴を傷つけずに洗える。
 
仕切りで靴の形をキープ(筆者撮影)

 シューズランドリーネットの中を見ると、真ん中に仕切りがあることに気付く。仕切りによって左右の靴同士が擦れずに、洗濯槽も傷がつかない。安心して洗濯機で靴を洗える。

 子どもの靴はサイズによっては小さく、洗濯中に靴が大きく動く可能性があるが、大人サイズではフィットするので靴が動き回る心配もなさそうだ。

 衣類洗濯用ネットに入れて洗ったときに、ファスナーが開いて中身が出たり、ファスナーそのものがほかの服に引っかかったりするなどの経験をした人も多いだろう。
 
洗濯中のファスナーの開きを防止するストッパー(筆者撮影)

 この点、シューズランドリーネットのファスナーはきっちりと閉じるし、激しく動く洗濯槽の中でもファスナーが動かないストッパーがある。ストッパーのおかげで靴の型崩れを防ぎ、おろしたての頃のような仕上がりになる。

子どもの体育館シューズを洗ってみた

 夏休みまで一度も持って帰ってこなかった子どもの体育館シューズを、3COINSのシューズランドリーネットで洗濯してみた。体育館シューズなので、パッと見は汚れが少ないように感じるが、中敷きは黒ずんでいて臭いも気になる。汚れだけでなく臭いがどこまで落ちるのか結果が楽しみだ。
 
子どもの体育館シューズを洗ってみる。中敷きの汚れと臭いが気になる(筆者撮影)

 今回試した子どもの靴のサイズは19cmで、ネットに入れても余裕があった。ただ、ピタッと収まるわけではなく隙間があるため、洗濯中に靴が動き回って擦れたり、靴が飛び出ないか少し心配だった。
 
子どもの靴は余裕を持って入れられる(筆者撮影)

 ついでに、大人の靴の入る具合も試してみた。26.5cmのスニーカーを入れたが、こちらはぴったりすぎてファスナーがやや閉めにくかった。
 
スニーカーのサイズによってはファスナーがやや閉めにくい(筆者撮影)

 デザインや海外製などにより靴のサイズは数字が同じでも、実際のサイズが異なったりする。同じサイズでもネットに収まったり、収まらなかったりなどのバラつきはあるのかもしれない。

ネットに入れたまま干せるのが便利!

 普通に洗濯機で洗った後は、ネットに入った状態で外に干せる。これが実に画期的なのだ。わざわざ取り出して靴用のハンガーにセットする必要がないので、洗濯後のひと手間をかけることなく簡単に干せて時短につながる。
 
ネットに入れたまま外に干せるのがうれしい(筆者撮影)

 今まで靴ブラシで洗っていたときは、靴の水分をしっかりと絞れなかったため、靴から水滴がぽたぽたと落ちて、乾くのに時間もかかっていた。また、部屋干しも難しく、屋外に干すしかできないため、晴れの日しか靴が洗えないなどの悩みもあった。

 しかしシューズランドリーネットを使うようになってから、洗濯機で洗いから脱水までできるので、途中で水滴が落ちる心配もなくなった。

 ネットのまま吊るして干せば万遍なく靴全体に太陽の光が当たって乾きやすくなるし、室内で干しても床が濡れる心配がない。天気に左右されずに靴を洗って干せるのは嬉しいかぎりだった。

 乾いた靴をネットから取り出してみたが、型崩れはまったくなかった。気になる汚れだが、黒ずんでいた中敷きの色は少し明るくなり、きれいになっている。
 
手で洗うよりきれいに落とせる(筆者撮影)

 臭いも消えて洗剤の心地よい香りがし、ブラシで洗っていたときよりもきれいな仕上がりに大満足だった。ブラシで洗っていたときは隙間の汚れが落ちにくく、爪楊枝を使うなど苦戦を強いられたが、シューズランドリーネットは洗濯機で洗えるため、力を入れる必要もなく隙間の汚れもしっかり落ちる。

 億劫で面倒な気分になり、力仕事で時間のかかっていた靴の洗濯が、シューズランドリーネットによって驚くほど楽になり、靴がピカピカになる。

3COINSのアイテムで家事を時短に

 今回は3COINSのおすすめ時短便利アイテムを二つ紹介した。「シリコン菜箸」はただの菜箸ではなく、ミニスプーンが付いていて、わざわざ別にスプーンを取り出す手間なく味見や調味料を加えたり混ぜたりするのにおすすめだ。

 「シューズランドリーネット」は、靴をネットに入れて洗濯機に回すだけできれいに靴が洗える便利アイテム。時間がかって面倒だった靴洗いが、洗濯機一台でしっかりと汚れを落とせる。

 またネットに入れたまま干せるので、靴を干す場所がないためにハンガーを曲げて靴を引っかけるといった作業も必要ない。究極の時短グッズといえるだろう。

 3COINSには魅力的なアイテムがたくさんある。店舗やネット通販で探してみてはいかがだろうか。(GEAR)