ASUSが「ZenFone 7」シリーズを発表! 5G対応&可動する3眼カメラを搭載

 ASUSは、10月21日にAndroidスマートフォン「ZenFone 7」シリーズを発表した。「ZenFone 7」と「ZenFone 7 Pro」の2モデル展開で、税別の希望小売価格は7が8万5800円、7 Proが9万9800円。カラーは、パステルホワイトとオーロラブラックの2色。10月23日に発売する。

1年ぶりの正統後継機となるASUSの「ZenFone 7」。
フリップカメラが3眼に進化した
 
カラーはパステルホワイトとオーロラブラックの2色

 前機種のZenFone 6から採用したフリップカメラ機構を踏襲。駆動部のステッピングモーターやセンサーをブラッシュアップすることで角度調整はよりすばやくなっている。また、角度を固定できるクイックアングルシューティング機能を搭載することで、よく使う角度を登録しておくこともできるようになった。

 高機能&高画質のカメラをアウトでもインでも使える最大の特徴は、新モデルでも健在だ。レンズは2眼から3眼に進化した。構成は、6400万画素のメインカメラ(Sony IMAX686イメージセンサー、F1.8、ProのみOIS)、1200万画素の広角カメラ(Sony IMAX363イメージセンサー)、800万画素の望遠カメラ(光学3倍/デジタル12倍、ProのみOIS)。
 
3眼の構成
 
Proはメインカメラと望遠カメラに光学手ブレ補正機能も搭載

 180度駆動するフリップカメラによるメリットは、インカメラをなくしたことで完全なフルビューディスプレイを実現したことにもある。6.67インチの有機ELディスプレイ(2400×1080ドット)の画面占有率は92%と高く、没入感のある映像体験ができる。さらに、Gorilla Glass 6を採用しているので画面割れしにくい。
 
ノッチのない完全なフルビューディスプレイを実現

 サイズは、ZenFone 6から縦が5.9mm、横が1.8mm大型化している。指紋認証センサーは、画面背面から側面の電源ボタンに変更された。この新たな機構では、長押しや2度押しにGoogleアシスタント起動などのタスクを割り振ることができ、便利に使うことができる。
 
本体サイズはZenFone 6から大型化
 
指紋センサーを電源ボタンに変更

 ZenFone 7は、CPUがQualcomm Snapdragon 865 Plus(3.1GHz)、RAMが8GB、ROMが128GB。ZenFone 7 Proは、CPUがQualcomm Snapdragon 865(2.84GHz)、RAMが8GB、ROMが256GB。どちらもバッテリ容量は5000mAh。急速充電やワイヤレスチャージにも対応している。