「ブラビア」で計16機種、BS/CS 4Kダブルチューナー搭載の有機ELや液晶など

新製品

2020/04/04 11:00

 ソニーは、BS4K/110度CS4Kダブルチューナーを内蔵したテレビ「ブラビア」6シリーズ16機種を、4月18日から順次発売する。

「X9500H」シリーズ(左)と「A8H」シリーズ

 新製品のラインアップは、4K有機ELテレビが「KJ-65A8H」「KJ-55A8H」(「A8H」シリーズ)、「KJ-48A9S」(「A9S」シリーズ)の3機種、4K液晶テレビが「KJ-75X9500H」「KJ-65X9500H」「KJ-55X9500H」「KJ-49X9500H」(「X9500H」シリーズ)、「KJ-65X8550H」「KJ-55X8550H」(「X8550H」シリーズ)、「KJ-49X8500H」「KJ-43X8500H」(「X8500H」シリーズ)、「KJ-75X8000H」「KJ-65X8000H」「KJ-55X8000H」「KJ-49X8000H」「KJ-43X8000H」(「X8000H」シリーズ)の13機種。

 「A8H」「A9S」「X9500H」は、同社の高画質技術を結集したプロセッサ「X1 Ultimate」を採用し、有機ELと液晶それぞれの特徴を引き出し、テレビ番組やインターネット動画など、さまざまなコンテンツを鮮明な美しい映像で楽しめる。

 デバイスの発光をエリアごとに高精度に制御し、発光時間を最適化することで、画面の明るさを保ったまま残像感をより効果的に低減し、動きのくっきりした映像を実現する「X-Motion Clarity(エックス モーション クラリティー)」も搭載している。

 「X8550H」「X8500H」「X8000H」は、さまざまな映像をHDR相当にアップコンバートする「HDRリマスター」機能を備えた4K高画質プロセッサ「HDR X1」を採用する。

 サウンド関連機能としては、A8HとA9Sで独自の音響技術によって、有機ELパネル自体を振動させることで、映像と音声の一体感を生み出す「Acoustic Surface Audio(アコースティック サーフェス オーディオ)」を搭載。X9500HとX8550H(49V型を除く)では、大画面による映像と音の定位の不一致を解決する音響技術「アコースティック マルチ オーディオ」を備えている。

 A8Hシリーズは、どちらも6月6日の発売。税別の実勢価格は「KJ-65A8H」(65V型)が42万円前後、「KJ-55A8H」(55V型)が28万円前後の見込みとなっている。A9Sシリーズの「KJ-48A9S」(48V型)は、7月25日の発売で、税別の実勢価格が23万円前後の見込み。

 X9500Hシリーズでは、「KJ-75X9500H」(75V型)が5月16日の発売で税別の実勢価格が40万円前後、「KJ-65X9500H」(65V型)が5月30日の発売で税別の実勢価格が30万円前後、「KJ-55X9500H」(55V型)が5月23日の発売で税別の実勢価格が23万円前後の見込み。「KJ-49X9500H」(49V型)が2020年秋以降の発売となる。

 X8550Hシリーズでは、「KJ-65X8550H」(65V型)が6月6日の発売で税別の実勢価格が25万円前後、「KJ-55X8550H」(55V型)が5月16日の発売で税別の実勢価格が17万円前後の見込み。

 X8500Hシリーズでは、「KJ-49X8500H」(49V型)が4月25日の発売で税別の実勢価格が15万円前後、「KJ-43X8500H」(43V型)が5月16日の税別の実勢価格が13万5000円前後の見込み。

 X8000Hシリーズは、いずれも4月18日の発売で、税別の実勢価格が「KJ-75X8000H」で25万円前後、「KJ-65X8000H」で17万円前後、「KJ-55X8000H」で13万円前後、「KJ-49X8000H」で11万円前後、「KJ-43X8000H」で9万円前後の見込み。