シャープは9月19日に、液晶材料の研究で培った技術を応用した、独自の蓄冷材によって氷点下2度の飲料を楽しめるクーラーバッグ「TEKION COOLER(テキオンクーラー)」を発売する。価格はオープンで、税別の実勢価格は5000円前後の見込み。

さまざまな飲料や食品を新感覚のおいしい温度帯で楽しめるTEKION COOLER
(右がクーラーバッグ部、左は蓄冷材パック)

 -24度~+28度で溶け始める氷の状態で蓄冷できるという特徴を備えた蓄冷材を採用。クーラーバッグには、ウェットスーツでも使われる軽量で折りたたみ可能なクロロプレンゴムを採用し、氷点下の冷たい飲料を入れても結露しないため、持ち運んでもテーブル上に置いても水滴がつかない。

 クーラーバッグ部のサイズは幅155×高さ260mmで重さは約70g、蓄冷材パック部は幅320×高さ220mmで重さは約436g。

 開発にあたっては、2017年3月に社内ベンチャー「TEKION LAB(テキオンラボ)」を設立し、マクアケが運営するクラウドファンディングサイト「Makuake」で酒造会社と連携して氷点下の新たなお酒の楽しみ方を提案するといったマーケティング活動を行ってきた。

 今回のテキオンクーラー「CQ-SS92A-A」の発売にともない、本格的な事業化を開始するとともに、蓄冷材の活用をスポーツ、美容、医療、物流などの分野へ拡大するため、広く異業種との連携を深めていく。