ヤマトホールディングス傘下のヤマト運輸は、ユーザーが24時間365日好きな時に荷物の受け取りや、メルカリとヤフオク!の荷物が発送できるセルフ型店舗「クロネコスタンド」を5月30日に東京・江東区の豊洲でオープンする。

24時間365日荷物の受け取りや発送ができる「クロネコスタンド」

 消費者のライフスタイルの多様化やEC市場の急拡大、共働き世帯の増加などを背景に、昼間に自宅を留守にするケースが増えて、宅配の再配達が社会問題になっている。

 クロネコスタンドは、宅配便ロッカーが157室あり、ユーザーの都合に合わせて24時間365日いつでも好きな時に荷物の受け取りや発送が可能だ。

 発送は基本的にメルカリの「らくらくメルカリ便」とヤフオク!の「ヤフネコ!パック」に対応するが、バックヤードには直営店のスタッフがいるため通常の宅急便の発送などは、10時から18時の間に利用が可能となっている。

 新しく「ラージサイズ対応オリジナルロッカー」を設置し、ゴルフバッグやスーツケースなど、サイズの大きな荷物でも利用できるようにした。

 ヤマト運輸では、従来のオープン型宅配便ロッカー「PUDOステーション」を全国4000台(19年5月時点)に設置するなど、似たようなサービスを展開していたが、PUDOでは収まらない大きなサイズの荷物を非対面で利用したいというニーズに応えたという。

 他にも、会員制サービス「クロネコメンバーズ」のユーザーは、受け取り先にラージサイズ対応オリジナルロッカーを指定すると、クロネコIDごとに荷物をひとまとめにし、一つのロッカーで複数の荷物をまとめて受け取ることができる。

 受け取った荷物を、その場で開梱して商品だけを持ち帰ることもできる。ごみになりがちな空き箱は、クロネコスタンド内の梱包資材回収BOXに入れればリサイクルされる。

 具体的な荷物の受け取り方法は、「お届け予定 eメール」や「ご不在連絡 eメール」、「Myカレンダーサービス」などからクロネコスタンドでの受け取りを指定する。

 クロネコスタンドで会員カード(モバイル会員含む)の二次元コードをかざす。同じように、荷物が入っているロッカーで会員カードの二次元コードをかざすとドアが開いて荷物が受け取れる仕組み。
 
二次元コードを使って荷物を取り出す

 荷物を発送する際は、メルカリやヤフオク!から配送用の二次元コードを発行。ロッカーの画面から「発送」を選択して二次元コードをバーコードリーダーにかざすと、ドアが開いて荷物を入れることができる。
 
メルカリやヤフオク!の発送ができる

 なお、クロネコスタンドは豊洲のUR都市機構豊洲4丁目団地1号棟の1階に設置されているため、同団地に住む人は、クロネコメンバーズの登録がなくても荷物を受け取ることができる。今後は、オリジナルロッカーを新設しながらクール宅急便が受け取れるようにするなど、サービスを拡張していく。