パナソニックは2月14日、8K画質を実現する、3600万画素の高解像度で60fpsの高速フレームレート読み出し、45万電子の高飽和と、感度変調機能を有するグローバルシャッタ撮像が可能なCMOSイメージセンサ技術を開発したと発表した。光電変換を行う有機薄膜と電荷蓄積・読み出しを行う回路部を完全独立に設けた積層構造とし、この回路部に、高速ノイズキャンセル技術と高飽和化技術を新たに搭載。有機薄膜に加える電圧を制御し、感度を変更できる有機センサならではの構成を用い、グローバルシャッタ機能を実現することで、業界で初めて、これらの性能を同時に実現することに成功した。

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グローバルシャッタ実現可能な画素校正比較

 この技術によって、例えばスタジアムなど日差しの強いフィールドと日陰になる観客席といった明暗差の大きなシーンでも、8K高解像度で撮影できるようになる。グローバルシャッタ機能を活用し、動体の歪みのない瞬時切り出し、複数のカメラを用い多視点撮像を行う「マルチビューポイントカメラ」での各カメラ間の同期を取った撮像や、マシンビジョン・ITS監視など、高速で高解像度が求められる分野での活用が期待される。