増え続けるデジタル上の脅威、マカフィーの新製品でモバイルセキュリティを強化

 マカフィーは、個人向けセキュリティソフト「マカフィー アンチウイルス」「マカフィー アンチウイルス プラス」「マカフィー インターネット セキュリティ」「マカフィー リブセーフ」の4製品を11月下旬から、家族のセキュリティ意識向上を手助けする「マカフィー セーフ ファミリー」を10月26日から、それぞれ提供を開始する。


「マカフィー リブセーフ」

 10月26日の説明会で、米マカフィーのギャリ―・デイビス チーフコンシューマセキュリティエヴァンジェリストは「今や老若男女を問わず、誰もがスマートフォンを利用する時代に突入しつつある一方で、スマホのセキュリティ意識は十分浸透しているとは言い難い。特にぜい弱なのは、子どもやお年寄り世代だろう」と語る。
 

米マカフィーのギャリ―・デイビス チーフコンシューマセキュリティエヴァンジェリスト

 また、「『McAfee Labs脅威レポート: 2017年9月』によると、モバイルマルウェアの総数は過去1年間で1840万個に達しており、近頃はSNSなどの新しい標的を狙って攻撃が拡大している。Wi-Fiセキュリティの強化など、セキュリティやソリューションの導入で対応する必要がある」と、ギャリ―・デイビス氏は注意を促す。
 

モバイルデバイスにも脅威が迫っている

次世代エンジンでマルウェア対策、子どもやお年寄りの保護も

 「マカフィー アンチウイルス(McAfee AntiVirus)」は、WindowsPC向けのセキュリティ対策製品。次世代エンジンによるマルウェア対策や双方向ファイアウォールを搭載する。PC1台が対象の1年版で、オンラインストアでのダウンロード販売価格は税込で2916円、パッケージ版の価格はオープン。

 上位モデルの「マカフィー アンチウイルス プラス(McAfee AntiVirus Plus)」は、Macを含むPCやタブレット端末、スマートフォンに対応する。台数無制限の1年版で、オンラインストアの税込価格は4212円。

 「マカフィー インターネット セキュリティ(McAfee Internet Security)」の対象も、Macを含むPCやタブレット端末。上記の製品の機能に加え、迷惑メール対策や保護者機能を備える。パスワード管理機能「True Key」は1アカウント発行できるため、個人で複数のデバイスを使用するユーザーに向いている。台数は無制限で、オンラインストアでの税込販売価格は、3年版が1万2137円、1年版が7180円となっている。

 「マカフィー リブセーフ(McAfee LiveSafe)」はさらに、生体認証で保護されたクラウドのストレージで重要な情報を安全に保管することができる。さらに、「True Key」のアカウントも5つ発行できる。パッケージ版の価格はオープンで、オンラインストアでの税込価格は、3年版が1万5408円、1年版が8208円、1カ月版が689円で台数は無制限としている。
 

「マカフィー セーフ ファミリー(McAfee Safe Family)」の特徴

 「マカフィー セーフ ファミリー(McAfee Safe Family)」は、保護者が子どものアプリやWebの使用状況を監視したり、デバイスやアプリの利用を制限したり、使用場所を確認できるようにすることで、子どもを不適切なデジタルコンテンツから守るための製品。スマホのアプリなどで展開しており、30日間の無料トライアルを用意している。