進化したハイスペックスマホ「AQUOS R」、auからは「ete」とのコラボモデルも

 NTTドコモは、2017年夏モデルとして、残像を抑えてなめらかに表示する5.3インチのハイスピードIGZO液晶ディスプレイや、撮りやすさがアップした約2260万画素カメラを搭載したシャープスマートフォンAQUOS R SH-03J」を7月7日に発売した。


AQUOS R SH-03J(ドコモ)

 KDDIと沖縄セルラーも、auの2017年夏モデルとして、手頃な5.3インチで、解像度1440×2560、スクロールやフリック時の残像がほとんどない120Hz駆動のハイスピードIGZO液晶ディスプレイを搭載した「AQUOS R SHV39」を発売した。
 

AQUOS R SHV39(au)

 シャープは今年の夏モデルから、フラグシップモデルのシリーズ名を「AQUOS R」に統一し、キャリアを問わず展開すると発表していた。ドコモ版の「AQUOS R SH-03J」、au版「AQUOS R SHV39」とも基本的な仕様は同じ。液晶テレビ「AQUOS」の技術を受け継いだ「リッチカラーテクノロジーモバイル」を採用するほか、高画質技術「HDR」、新カラーフィルターと、バックライトによって広範囲な色域をカバーするデジタルシネマの標準規格「DCI」に対応し、写真や動画を実物に近い色味で表示し、鮮やかで美しく表示する。また、省エネIGZO液晶によって3日間以上の電池持ちを実現した

 オクタコアのQualcomm MSM8998、広角約90°の約2260万画素メインカメラ/約1630万画素のサブカメラ、64GBのストレージ、最大256GBのメディアに対応したmicroSDXCカードスロットなどを搭載。カメラは従来の光学式手ブレ補正に加え、動きながらの撮影に強い電子式手ブレ補正を備える。

 このほか、撮影時に、おすすめの構図に補正する「インテリジェントフレーミング」、夜になると自動でブルーライトをカットする機能、進化した人工知能「エモパー」など、多彩な機能を備える。OSはAndroid 7.1。サイズは幅74.0×高さ153.0×奥行き8.7mmで、重さは約169g。充電端子はUSB Type-C。

 「AQUOS R SH-03J」は、ドコモが8月以降に提供開始予定の受信時最大788Mbpsの高速ネットワークに対応する。カラーはジルコニアホワイト、マーキュリーブラック、クリスタルラベンダーの3色。

 一方、auの「AQUOS R SHV39」は、マーキュリーブラック、ジルコニアホワイト、ライトゴールドの3色。なお、ジュエリーブランド「ete」とのコラボレーションモデル「AQUOS R×ete」を8月上旬にau オンラインショップで100台限定で販売する。