MOASTORE、東芝製エンジン採用の50型格安液晶テレビを発売

新製品

2016/07/27 12:01

 家電製品の卸販売や仕入れ事業を展開する「MOASTORE(モアストア)」は、PBである「maxzen(マクスゼン)」シリーズの50型フルHD液晶テレビ「J50SK01」を7月末に発売する。価格はオープンで、税別の実勢価格は6万1000前後の見込み。グループ会社のMOAが運営する総合EC通販サイト「PREMOA」などを通じて販売する。


機能をシンプルにして低価格を実現した「MOASTORE」の50型フルHD液晶テレビ
「maxzen J50SK01」

一人暮らし向け「ジェネリック家電」だが高画質


 「MOASTORE」は、余計な機能を省略して必要な機能だけに絞った家電を企画・製造する「ジェネリック家電メーカー」を標榜する。「J50SK01」のターゲット層は、学生や社会人などの一人暮らし層とし、機能と価格のバランスを追求した。 

 例えば、背面の接続インターフェイスは、ミニD-SUB端子などを省き、3系統のHDMI端子とビデオ入力端子、外付けHDDの接続用のUSB2.0端子に絞った。インターネット対応や画面分割表示機能なども省いている。一方、EPG(電子番組表)や、外付けHDDと接続して裏番組を録画できる地上・BS・110度CSデジタル対応ダブルチューナーを搭載するなど、視聴や録画に必要な機能はしっかりとカバーしている。 

 とりわけ画質は、東芝映像ソリューション製の高画質映像エンジン「Seine」チップを採用するなど、こだわった。国内生産の基板はもちろん、単にチップを搭載するのではなく、東芝の映像エンジン開発チームが「J50SK01」のVAパネルと直下型LEDバックライトの液晶パネルの駆動特性にあわせて、オリジナルのチューニングを施すほどの力の入れようだ。リモコンもREGZAユーザーにも違和感なく操作できるだろう。 
 


薄枠スリムベゼルはヘアライン仕上げ

 「ジェネリック家電」を掲げる「maxzen」らしく、デザインも極限までのシンプルさを追求。ベゼルは極細のヘアライン仕上げの上品なデザインに仕上げた。シングル需要だけでなく、大画面のセカンドテレビ向けニーズとしても期待できそうだ。