センチュリー、2台同時に消去、作業記録も残せるHDD/SSDデータコピー&消去ツール

新製品

2016/06/23 11:59

 センチュリーは、「これdo台シリーズ」の新製品として、SASインターフェースを搭載し、最大2台のHDD/SSDを消去でき、別売の専用プリンタで作業記録を残せるデータコピー&消去ツール「これdo台SAS(KD25/35SAS)」を6月下旬に発売する。価格はオープンで、税込の参考価格は9万8000円。


これdo台SAS(KD25/35SAS)

 最大2台までのHDD/SSDの同時消去に対応。「非同期消去機能」によって、消去が完了した順にHDD/SSDを交換して次の消去作業を始められるため、効率的にHDD/SSDを消去できる。

 別途、USBメモリを本体に接続することで、作業ログをテキストデータとして保存可能で、別売の専用プリンタ「Printer for KD/25/35」を接続すれば、消去したHDD/SSDの型番、容量、消去開始時間、終了時間などを印刷して、作業の証明記録として使える。
USBメモリへの作業ログの保存や、専用プリンタによる作業記録の印刷にも対応する。

 データ消去アルゴリズムは、クイック消去、フル消去、セキュア消去、DoD消去、7回消去の5種類のアルゴリズムに対応するほか、ドライブのデータをま るごとコピーするドライブコピー機能も備える。IDE-SATA変換アダプタが付属し、SATA/SASドライブだけでなく、IDE接続のHDDでも使用 可能。異なるインターフェース間でのコピーにも対応する。