世界初の海中撮影対応スマホ、耐衝撃性能やアウトドア向けアプリも充実

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2015/07/16 15:27

 KDDIと沖縄セルラーは、「au」スマートフォンの新製品として、世界で初めて海中での撮影を可能にした京セラ製の「TORQUE G02」を発売した。カラーは、グリーン、レッド、ブラックの3色。


TORQUE G02

 4G LTE(キャリアアグリゲーション対応)、WiMAX 2+、VoLTEなどに対応する。世界ではじめて耐海水性能を搭載し、水中を検知すると自動で水中モードへの切り替えを行って、色味やゆがみを最適化した美しい水中撮影を実現する。

 本体は、IPX5/IPX8の防水、IP6Xの防じんのほか、米国国防総省が定める耐久規格(MIL-STD-810G)の風雨、浸漬、雨滴、粉塵、落下、衝撃、振動、太陽光照射など19項目に加えて、京セラ独自の2項目の耐久試験の計21項目に準拠した、高い堅牢性を備える。また、従来機種「TORQUE G01」に引き続き、「グローブタッチ」機能も搭載する。

 「ランニング・ウォーキング」「キャンプ」「ハイキング・登山」「サーフィン・釣り」など、さまざまなアウトドアシーンで最適な情報を表示するアプリを数多く備えるとともに、ワンセグ機能やカシオの腕時計「G-SHOCK」と連携した通知や探索機能も利用できる。

 本体側面には、押しやすい大型の金属ボタンを採用するとともに、スタート画面ではウィジェットの切り替えに対応した。また、音と振動で相手の声を伝え、騒がしい環境でも相手の声が聞き取りやすい、京セラ独自の「スマートソニックレシーバー」、大音量スピーカー「デュアルスピーカー」を搭載する。このほか、法人用途でのニーズに合わせて電池パックを取り外し可能にした。

 CPUにクアッドコアのMSM8928、4.7インチ液晶ディスプレイ(解像度1280×720)、2GBのメモリ、16GBのストレージを搭載し、約1300万画素/約500万画素のカメラを備える。対応メディアは最大128GのmicroSDXCカード。対応無線通信は、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LANとBluetooth 4.1、NFC。OSはAndroid 5.1。

 バッテリ駆動時間は、連続通話が約1320分、連続待受が約690時間。サイズは幅72.0×高さ147.0×奥行き14.2~17.0mmで、重さは約203g。