シャープ、軽量化と自立で使いやすくなったコードレススティッククリーナー

ニュース

2015/06/18 11:56

 シャープは、スティックタイプのコードレスサイクロン掃除機の新製品として、吸込口とハンドルを結ぶ軸上に重心を置く「マジックバランス」を採用し、掃除の際に手にかかる重さを低減した「FREED 2(フリード ツー) EC-SX310/SX210」を7月中旬に発売する。

「マジックバランス」を採用したスティックタイプの掃除機「FREED 2」。左奥から、「EC-SX210」ピンク系、ブルー系、「EC-SX310」レッド系、ゴールド系

 モーターとバッテリの軽量化を図るとともに、吸込口とハンドルを結ぶ軸上に重心を置く「マジックバランス」を採用することで掃除の際に手にかかる重さが、従来の「EC-SX200」と比べ約40%低減。本体は、自立できるので、掃除を中断した場合でも床に置く必要がない。

 リチウムイオンバッテリを本体から取り外して充電する「セパレート・チャージ」方式を採用。充電器に高速充電回路を搭載することで約80分の短時間で充電ができる。従来機種「EC-SX200」と比べ吸引風量が約30%向上した新開発の大風量ターボモーターと床面の種類に応じて吸引力とブラシの回転数を自動調整してムダな電力消費を抑えることによって、最長約30分間の使用が可能。別売のバッテリを使えば、さらに長時間の掃除に対応する。

 遠心分離サイクロンによって、ゴミと空気を高速で分離し、高性能フィルタで0.3μm以上の微細なホコリを約99%キャッチ。クリーンな排気を実現した。「EC-SX310」には、アレル物質を抑制する「Ag+アレルディフェンスフィルター」と、掃除中に顔や体にあたると不快な排気風を弱めて放出するメッシュ状の排気口を採用した。

 吸込口はパワーヘッドで、「EC-SX310」は、前からも横からも吸引する吸込口との相乗効果によって部屋の壁際や隅にたまりやすい綿ボコリなどのゴミを強力に引き込むほか、4種類のファイバー素材を採用した「床みがきブラシ」によってフローリング表面のしつこい汚れなども拭きとる。

 簡単にゴミ捨てや手入れが可能。フィルの上部にあるツマミを回すだけで、フィルタに付着したホコリをカップ内に落とし、フィルタをきれいに保つことができる。カップとフィルタは水洗いに対応する。「EC-SX310」は、吸込口の汚れやすい部分も洗いが可能。吸込口内部に溜まったハウスダストや細かい食べこぼしなどもきれいに洗い落とし、吸込口を清潔に保つことができる。

 サイズは、「EC-SX310」が幅238×奥行213×高さ1011mm、「EC-SX210」が幅221×奥行213×高さ1011mm。重さは、ともに約2.1kg。集じん容積は約0.2L。カラーは「EC-SX310」がゴールド系とレッド系、「EC-SX210」がブルー系とピンク系。価格はオープンで、税別実勢価格は「EC-SX310」が7万円前後、「EC-SX210」が5万円前後の見込み。